2016年2月22日

プラデオ(仏)のセキュリティ検証サービス「AuditMyApps」とDNPのクラッキング対策ソフト「CrackProof」を組み合わせた新サービスの提供を開始

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、フランスのPradeo Security Systems(以下:プラデオ)のアプリのセキュリティ検証サービス「AuditMyApps(オーディットマイアップス)」と、アプリの不正改ざんを防止するDNPのクラッキング対策ソフト「CrackProof(クラックプルーフ)」を組み合わせて、クラウド環境で提供する新しいサービスを4月1日より提供します。

【新サービスの概要】

スマートフォンやタブレット端末の性能向上にともなって高機能なアプリが増えており、そのセキュリティの強化が課題となっています。今回DNPが提供する新しいサービスは、アプリの開発段階でそのセキュリティ性をAuditMyAppsで検証し、開発したアプリをCrackProofで改ざん防止することで、よりセキュリティ性の高いアプリの開発・提供が行えるため、開発者および利用する生活者双方にメリットを提供します。

  • 企業等のアプリ開発者は、アプリのセキュリティ設計後の開発段階で、AuditMyAppsを利用してセキュリティ検証を行います。開発中のアプリの実行ファイルを当サービスのクラウド上にあるAuditMyAppsにアップロードすると、そのアプリのセキュリティ検証結果のレポートが入手でき、繰り返しセキュリティチェックを行うことができます。
  • CrackProofは、ネットバンキングやオンラインゲームなど様々な業界のアプリケーションにおいて、クラッキング被害からアプリを保護するクラッキング対策ソフトです。AuditMyAppsでセキュリティチェックを行い開発したアプリを、さらにクラウド上にあるCrackProofで処理を行いアプリが改ざんされないようにします。
  • 今回の新サービスでは、アプリのセキュリティ性を検証するAuditMyAppsと堅牢化処理を行うCrackProofを同一のクラウド環境でシームレスに利用することができます。それにより、よりセキュアなアプリの開発が効率よく行うことができます。
※AuditMyAppsは、プラデオが2010年より提供しているアプリのセキュリティ性を検証するサービスで、企業のセキュリティポリシーに合わせた分かりやすい判断基準でモバイルアプリのセキュリティ検証を自動的に行える点が高く評価されて世界41ヵ国で利用されています。
※CrackProofは、DNPのグループ会社DNPハイパーテックが2010年から提供しているクラッキング対策ソフトです。アプリの動作速度を低下させないセキュリティソフトとして高い評価を得ており、多くのゲームメーカーや金融機関などで採用されています。

【価格(税抜き)】

1アプリにつき年間利用料300万円~

【今後の展開】

DNPは、金融機関やゲームメーカーなどに向けて本サービスを提供し、5年間で5億円の売上を目指します。

なおDNPは、2月22日(月)~25日(木)にスペイン・バルセロナで開催される「モバイル・ワールド・コングレス2016」のDNPブースで本サービスを紹介します。

 
※DNPはいま、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「住まいとモビリティ」「環境とエネルギー」を成長領域と位置づけ、新しい価値の創出に取り組んでいます。そのなかで、社会的なニーズが高まっている情報セキュリティへの対応を強化して、コンサルティングやマーケティングなどを含めた各種情報セキュリティソリューションを提供しています。
 
大日本印刷株式会社  本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円
Pradeo Security Systems 本社:フランス(Montpellier) 社長: ClémentSaad
 
※CrackProofは、株式会社DNPハイパーテックの商標です。
※その他、記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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