2015年6月16日

DNPタブレット端末利用販促支援サービス「平板招財猫」を中国市場で展開

必要な機能をパッケージ化し、短期間・低コストでタブレット端末用アプリを提供

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、タブレット端末を利用して企業の販売促進活動を支援するDNPタブレット端末利用販促支援サービス「平板招財猫(ピンバンザオツァイマオ)」を中国市場で本格的に展開します。当サービスは、多言語に対応し、ログイン認証やコンテンツ管理などの基本機能のほか、電子カタログやアンケートなどの販売促進に必要な機能をパッケージ化したもので、導入企業にタブレット端末での販売促進を支援するアプリを短期間、低コストで提供できるようになります。

【中国でのサービス展開について】

DNPは、長年のアプリ開発で培った独自の技術・ノウハウを活かし、タブレット端末を利用した各種ソリューション(タブレット・ソリューション)を多くの企業等に導入しています。日本国内では、省エネ対策ソフト「e(い)ごこち診断」(東邦ガス、西部ガス、DNPの共同事業)をはじめ、各種販売業務支援アプリ、施設案内アプリ、インバウンド(訪日外国人)向け業務支援アプリなどを展開しています。

今回、中国でECサイトなどを展開している恒川系統軟件開発(上海)有限公司が、タブレット端末を利用したビジネスプラットフォームとして、DNPタブレット端末利用販促支援サービス「平板招財猫」を採用し、その利用環境を構築しました。今後、DNPが国内での実績も多いタブレット・ソリューションを提供し、恒川系統軟件開発(上海)が「平板招財猫」を利用した中国国内でのアプリ制作を行い、DNP子会社の迪文普信息技術服務(上海)有限公司が販売します。

*DNPはいま、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「環境とエネルギー」「暮らしとモビリティ」を成長領域と位置づけ、「未来のあたりまえ」となる製品やサービス、仕組みを創り出す取り組みを推進しています。そのひとつとして、DNPは生活者の利便性向上とともに企業の業績拡大にも貢献するソリューションを提供しています。

【DNPタブレット端末利用販売促進支援サービス「平板招財猫」の概要と特長】

○基本機能 : ログイン認証、多言語対応、無操作時の自動アプリ起動、コンテンツ有効期限管理、ログ収集管理など、タブレット端末を利用した情報サービスに必要な機能を揃えています。

○販売促進支援機能 : 電子カタログ、アンケート、デジタルPOP、商品紹介、動画・音声再生(メディアプレーヤ)、各種コンテンツ制作、HTMLビューアでの企業ウェブサイトや独自コンテンツの表示など、企業の販売促進に必要な機能を標準的に利用できます。そのほか、企業のニーズに合わせた機能拡張なども行い、各社のサービスに最適なカスタマイズを実現します。

【日本でのサービス導入事例】

本サービスは東邦ガス株式会社、西部ガス株式会社、DNPが共同で開発した省エネ診断ソフト「e(い)ごこち診断」で運用中です。このソフトは、生活者の家族人数、使用機器の種類や利用状況等に基づいて、水道光熱費のシミュレーションや設備性能の診断を行い、家庭の省エネ・省CO2対策などを提案するものです。

*詳細はこちらをご覧ください。
https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1189633_1567.html

【価格(税抜き)】

初期導入費用 : 20万元~

※タブレット端末50台に当サービスを導入した場合の費用です。タブレット端末の機器代金は含んでいません。制作するコンテンツの内容やタブレット端末の台数により価格は変動します。

【今後の展開】

DNPは、中国での事業展開を検討している日本の企業や現地の企業に本サービスを提供し、2015年度で1,000万元の売上を目指します。

 
大日本印刷株式会社  本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円
恒川系統軟件開発(上海)有限公司  本社:上海 代表取締役:上川著芳 資本金:140,000米ドル
迪文普信息技術服務(上海)有限公司    本社:上海 総経理:佐々波和夫 資本金:100万元
 
※ 記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
 
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