2014年3月31日
新たに海外を含めた温室効果ガスのScope3排出量を算定
DNPは、地球温暖化の一因である温室効果ガスについて、サプライチェーン全体での排出量を算定し、削減に向けた取り組みを行っています。これをグローバル規模で推進していくため、まず2013年に国内のScope3排出量※の算定を終了し、2014年は新たに海外の主要製造拠点を含めた活動へと展開を拡大しました。
算定の結果、2012年度のScope3排出量は、国内約536万トン、海外約41万トンで、合わせて約577万トンとなりました。このうち、最も多いのが「原材料・資材の調達に係わる排出(カテゴリ1)」で全体の60%強を占め、次いで「最終製品の輸送に係わる排出(カテゴリ9)」が約12%、「中間製品の輸送に係わる排出(カテゴリ4)」と「最終製品の廃棄に係わる排出(カテゴリ12)」がそれぞれ約9%となっており、4カテゴリの合計で全体の90%超を占める結果となっています。これは、昨年算定した国内のScope3排出量と同じ傾向でした。
DNPは、この60%強を占める原材料・資材に関わる排出量を中心に、国内外のサプライチェーン全体で温室効果ガスの排出量削減に向けた取り組みを推進していきます。
※Scope3排出量:自社の製造段階だけでなく間接的に排出するサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量
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