2019年1月15日

大阪府枚方市のポイント制度「ひらかたポイント」が、 DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォームを採用してサービスを開始

大日本印刷株式会社(DNP)の「DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォーム」が、大阪府枚方市のポイント制度「ひらかたポイント」に採用され、2019年1月15日に運用を開始します。

【「ひらかたポイント」開始の背景】

枚方市では、人口減少、少子高齢化が進むなか、複雑化・多様化する行政サービスを維持・向上していくために、市民や事業者などの協働による効率的な事業の実施が求められています。このような中で、枚方市が実施する事業などに参加した市民へポイントを付与する共通ポイント制度「ひらかたポイント」の運用を開始しました。今回、「DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォーム」を活用し、枚方市が指定する活動に参加する市民に、複数の機能を1枚のカードに付与できるFeliCaポケット搭載のICカード「ひらポカード」を発行します。

市民はこのカード1枚で、健康づくり活動参加によるポイントの受け取りや、市内協力店でのポイントの利用が出来ます。「ひらかたポイント」は、DNPが資本・業務提携した株式会社フューチャーリンクネットワーク(FLN)と、北大阪商工会議所が運営し、枚方市の魅力創出に貢献していきます。

枚方市「ひらポカード」(イメージ)

【「ひらかたポイント」の主な特長】

1.枚方市が指定する活動への参加でポイントが貯まる。

枚方市は、健康・長寿・子育てなど市所定の事業に参加した市民に対して「ひらかたポイント」を付与します。2018年度は、「ひらかたカラダづくりトライアル」でウォーキング等の達成、健康教室や子育て講演会などへの参加、高齢者免許返納などを対象に、枚方市の7事業、協力店舗約60ヶ所で展開します。枚方市は、この制度によって、市の事業への市民参画意欲の向上や、市民のまちづくりへの関心を高めることを目指しています。

2.市内の協力店舗のお買いものでもポイントが貯まる、使える。

枚方市内の協力店舗でも、100円につき1ポイントが付与されます。付与されたポイントは、1ポイント1円として使えます。市民は健康増進などをしながら、市内のお買い物でお得なポイントを貯めて使うことができます。枚方市は、市内の協力店舗と一体となったポイントにより地域経済の活性化も目指します。

3.直感的操作のポイント端末と、対象事業等の効果的なポイント施策ができる。

ポイントの付与や利用は、直感的な操作が可能なスマートフォン端末で、容易に操作することができます。さらに、ポイント端末のグルーピングも可能で、枚方市の指定する事業単位や、協力店舗の商店街・業種団体などでサービスの設定や変更ができるため、効果的なポイント施策が手間なく実施することができます。

【今後の展開】

2019年4月以降、枚方市の対象事業を健診の受診や高齢者の外出支援などにも順次拡大するとともに、2022年3月末までに市内の協力店舗400ヶ所規模にサービスを拡大する予定です。



* FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触型ICカードの技術方式です。
* FeliCa、FeliCaポケットは、ソニー株式会社の登録商標です。
*その他、記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
*トピックスに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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