2022年12月8日

「Cyber Index Awards 2022」で特別賞を受賞

国内・海外のDNPグループ・約3万人に向けたプラス・セキュリティ人材の育成が評価

大日本印刷株式会社(DNP)は、「Cyber Index Awards(サイバー・インデックス・アワーズ)2022」(日本経済新聞社主催、日経BP協力)で特別賞を受賞しました。今年で2回目となる本アワードは、サイバーセキュリティで優れた成果を上げる企業や取り組みに対し最優秀賞と特別賞を授与するもので、12月8日(木)に表彰式が行われます。

「Cyber Index Awards 2022」で評価を得たDNPのプラス・セキュリティ人材育成に向けた教育プログラムの画面

【主催者による受賞理由】*1

DNPは国内外にいるグループ全社員(約3万人)*2に「プラス・セキュリティ人材育成に向けた教育プログラム」実施を発表しました。情報技術(IT)部門だけでなく非情報技術部門の社員に対しても高度なサイバーセキュリティ知識を教育することで、通常の業務に携わるすべての社員が情報システム部門に頼らずに不測の事態発生や影響拡大のリスクを回避しやすい態勢をつくります。近年、サイバー攻撃が多様化するにともない、非IT部門を含む全社的なリテラシーの底上げが急務になっています。DNPが始めた「全員参加」型のプラス・セキュリティ人材育成は日本企業の中では突出した取り組みで、今回の受賞でより多くの企業に広がることを期待します。

*1 Cyber Index Awards 2022受賞について → https://www.global-nikkei.com/cit/22/contents/awards.html

*2 DNPグループは2022年4月に、メールアドレスを保有する国内・海外の約3万人のDNPグループ全社員を対象として、「プラス・セキュリティ人材育成に向けた教育プログラム」を開始し、2023年度までに完了する予定です。


【「Cyber Index Awards 2022」について】

日本経済新聞社は国際会議「サイバー・イニシアチブ東京」の趣旨に沿って、経済・社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)を大きく前進させるうえで重要なサイバーセキュリティで優れた成果を上げる企業や取り組みを表彰する「Cyber Index Awards」を2021年に新設しました。企業のサイバーセキュリティに関する大規模な調査を実施している日本IT団体連盟の協力のもと、本分野の第一人者からなる独立した審査委員会が公正・中立な視点をもって選考しています。優れた取り組みを表彰して、広く産業界や社会全体にベストプラクティスを浸透させることで、社会全体のサイバーセキュリティの意識や取り組みの向上を目指すものです。


【DNPの情報セキュリティに関する取り組みついて】*3

DNPは、企業の発売前の製品情報や会員情報など重要な機密情報を高いセキュリティ環境で預かり、企業や生活者へ最適な形で発信するなど、企業のマーケティング支援等の事業を広く展開しています。また、高いセキュリティ性が求められる金融機関向けICカードの開発・製造・発行などを通じて培ったノウハウを活かして、多様な情報セキュリティ関連の製品・サービスを提供しています。

こうした情報セキュリティ事業のノウハウを活かし、「組織的対策」「人的対策」「物理的・技術的対策」を柱として、情報セキュリティ関連の施策を進めています。グループ会社の株式会社サイバーナレッジアカデミーでは、サイバー攻撃対策要員の養成を事業として展開しています。また、特に人的対策として従業員に対する教育に注力しており、従来のセキュリティ教育や標的型メール訓練に加え、サイバー攻撃を受けた際の適切な対応を推進するための体験型教育プログラムを、メールアドレスを有する国内外の全従業員に実施しています。

*3 DNPの情報セキュリティの取り組み → https://www.dnp.co.jp/sustainability/governance/security/index.html


※記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。


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