DNP多機能断熱ボックス

導入事例・課題解決事例

DNP多機能断熱ボックスの具体的なご利用シーンをご紹介します。


CASE❶ 深夜置き配の実現

流通小売業や外食産業など、多店舗展開する業界では、輸送効率の高い深夜帯に冷蔵食品を配送することが一般的です。従来はドライバーが店舗内の冷蔵庫まで商品を格納していましたが、冷蔵庫の空きスペース不足による再配達や、2024年問題に伴う労働時間の制約から、1店舗あたりの配送時間が短縮されるなど課題が増加しています。こうした問題に対し、冷蔵庫の増設も一つの対策ですが、スペースの制約もあり、代わりに当社の断熱ボックスを簡易冷蔵庫として活用する企業が急増しています。DNP多機能断熱ボックスは、すでに約1,500店舗以上で採用され、多様な現場で深夜置き配の効率化と品質維持に貢献しています。



CASE❷ 短時間置き配の実現

冷凍食品や冷凍食材の配送は対応可能な企業が限られているため、常温品や冷蔵品以上に効率的な輸送が求められています。納品時にすぐ検品いただければ問題ありませんが、多くの場合、接客対応を優先するため、配送品が溶けてしまうリスクがあります。そこで、30分から1時間程度の短時間置き配運用が広まりつつあります。冷凍品は溶けると形状や品質が損なわれるため、従来は保冷シッパーとドライアイスを併用していましたが、近年のドライアイス価格高騰を背景に、高性能断熱ボックスのみでの対応が増加。多くの業界で採用されており、冷凍食品の品質を守りつつ、輸送コスト削減と効率化を実現しています。



CASE❸ 低温・定温輸送サービスの実現

冷凍・冷蔵食品市場の急速な拡大により、これまで常温配送を主軸としてきた企業様にも「低温・定温品の輸送は可能か?」というお問合わせが増加しています。中には「低温品が運べないなら、常温品の輸送も他社に依頼する」といった厳しい声もあるほど、対応力が求められているのが現状です。
輸送条件を固定すれば、当社の断熱ボックスと保冷材の組み合わせで低温・定温輸送は実現可能ですが、輸送時間や製品の種類が変わると、最適な保冷材の種類や使用量も変わるため、荷主様に安心していただく説明が難しい場合もあります。
そこで当社は、断熱ボックスご購入を前提に、高精度な温度シミュレーションによる温度グラフをご提供。輸送品質の可視化と説明をサポートし、荷主様の信頼獲得を強力に後押しします。これまでに国内物流業者様、宅配業者様、フォワーダー様など多くの企業様の低温・定温輸送サービスの立ち上げを支援し、確かな実績を築いています。



CASE❹ 混載輸送の実現

近年、一人暮らしや共働き、高齢者世帯の増加、さらには多様な生活習慣の変化に伴い、冷蔵品・冷凍品の新製品を市場に投入する企業様が急増しています。しかし新製品の立ち上げ期は出荷量が限られ、冷蔵・冷凍車1台分の荷量に満たないケースも多く見られます。そこで、断熱ボックスを活用した混載輸送が注目されています。
当社では、高精度温度シミュレーションの結果を活用し、お客様の混載輸送サービス立ち上げを強力にサポート。常温車での冷蔵・冷凍品輸送や、冷蔵車での冷凍品輸送(ドライアイス不使用)など、幅広い温度帯・輸送条件に対応した実績を多数持ち、多業界から高い評価をいただいております。





  • お問合わせ(別ウィンドウで開く)

    DNP多機能断熱ボックスに関するご質問のほか、温度シミュレーションのご依頼、サンプルの貸し出し、お見積のご相談も承っております。ご検討段階でも構いませんので、どうぞお気軽にお問合わせください。

  • お役立ち資料ダウンロード(別ウィンドウで開く)

    DNP多機能断熱ボックスの特長や採用事例をまとめた資料をご用意しました。庫内温度の実測データ(常温車)も複数掲載しており、物流現場での活用イメージや、温度管理に関する課題解決のヒントが満載です。ご興味をお持ちの方は、ぜひ資料をダウンロードください。

未来のあたりまえをつくる。®