光を制御する

CONTROLLING LIGHT

フィルムの表面に刻み込む微細なパターンや光学特性を有する材料のコーティング、材料自体の光学特性などを光学設計にもとづいて最適化することで、光の透過・反射・拡散などの効果を付与できます。 DNPは、室内空間の照明エネルギー削減、農作物の光合成促進、ディスプレイや自動車のフロントガラスの映り込み防止などへの利用・研究に取り組んでいます。

製品・サービス一覧

DNP採光フィルム

窓からの光を天井、部屋奥に積極的に取り入れ、自然光を有効利用することで、明るい室内空間を実現します。

視野角制御フィルム

夜間のフロントガラスへの映像の映り込みを防いで、セーフティドライブを実現します。

電子シェード

『透明』⇔『遮光』を、電動で素早く切り替えができる調光フィルムです。透過率は電動で自由に制御でき、色調も自由に設計できます。

AGフィルム

各種ディスプレイの表面に用いることで、入射光を乱反射させて外光の映り込みを軽減させ、ディスプレイ画面の視認性を向上させることができます。

ARフィルム

各種ディスプレイの表面に用いることで、ディスプレイ画面に外から光が当たっても、その影響を軽減して画面がきれいに見えるようになります。

透明スクリーン

Haze1%以下の高透明性と高輝度表示が可能な透明スクリーンです。

DNPホログラム

DNPは40年にわたりホログラムを開発してきたパイオニアで、多くの企業、ブランドに採用されています。

電子ペン入力用書き心地向上フィルム

タブレット端末の表面に貼るだけで、電子ペン(タッチペン)でも、鉛筆で紙に書いているときのような書き心地を再現します。

DNPフレキシブルLEDシート

薄くて軽く、光均一性に優れたフレキシブルなLEDシートです。栽培物の重量増や栽培期間の短縮などの生産性向上に貢献します。

技術紹介

光の進む方向や色を精密にコントロールする<光学設計>技術

特定の光学特性をもつ材料の表面形状や組み合わせで、光の透過・反射・拡散などを制御する技術です。DNPでは、立体像を記録できるホログラムの製造など、光学設計から派生した多数の関連技術を保有しています。例えば、下の低反射フィルムでは、光の干渉によって反射する光を打ち消し、対象物への映り込みを低減します。

光学設計技術の説明1

下のような回折レンズの場合、フィルムに刻み込んだ溝の幅によって回折角が変化するので、中心から外縁部に行くほど大きく角度を変更し、光を集光させることができます。

光学設計技術の説明2

材料を薄く、均一に付着させて覆う<コーティング>技術

高分子材料等をインキ化して、紙やフィルムなどの基材に薄く、均一に塗布・定着させる技術です。DNPは、有機ELディスプレイの外光反射防止を実現する液晶コーティングや、昇華型熱転写プリンター用インクリボンの製造に利用される高速薄膜コーティング技術など、さまざまな技術を生み出しています。

コーティング技術の説明

微細なパターンを転写する<賦型(ふけい)>技術

凹凸形状が形成された金属・ガラス・樹脂製の型を使って、基材に凹凸形状を複製する技術です。印刷絵柄に版を同調させる刷版工程から発展してきたもので、現在では20nm以下のパターン転写も可能なナノインプリント技術へと発展しています。光学的機能はもちろんのこと、触感を付与することもできます。

賦型(ふけい)技術の説明

コラム

透明スクリーン

何もない空間に浮かぶアニメキャラクター。ついに現実の世界にアニメが飛び出したのかと驚くなかれ、実はこれ、DNPが開発した「透明スクリーン」というディスプレイにキャラクターが映ったもの。明るい場所でもはっきりと像を描き、まるでそこにキャラクターが存在するかのよう。このほかにもさまざまな可能性を秘めている「透明スクリーン」についてご紹介します。

DNP採光フィルム

窓ガラスに貼るだけで、太陽光を天井や部屋の奥まで取り込む「DNP採光フィルム」。室内を明るくする製品だが、どれほどの体感値になるのか気になる人は多いことだろう。そこで今回は、総合情報サイト『All About』のガイドを務める一級建築士の佐川旭氏に実際に試してもらい、どのような変化を感じたかご紹介する。

DNPの機能性フィルム

自動車業界とIT・エレクトロニクス分野とが融合するなど、世界規模でビジネスのボーダーレス化が進んでいる。この大変革期に、DNPは従来の枠を超えてビジネス領域の拡大を進めている。そのひとつ「機能性フィルム」分野は、あらゆる分野の新製品開発につながる有望株だ。今回は、この分野を統括する専務執行役員の山口正登に、DNPの機能性フィルムが社会に果たす役割や強み、将来の展望について聞いた。

その他関連ページ

中身を護るイメージ画像

ガスバリア性、熱成形性、非吸着性などの特性をもつフィルム材料を貼り合わせて内容物を保護することができます。

表面を強くするイメージ画像

インキをコーティングしたフィルムに熱や光を加えることで、硬化・耐候・防汚といった、表面の耐性を高める機能を付与できます。加えて、曲げる・折るといった加工の自由度が高い点も特徴です。

表面を彩るイメージ画像

フィルムの表面加工は、機能付与だけでなく、色彩や意匠を施す効果があります。また、製品の部品点数の削減、製造工程の簡略化といったメリットも生まれます。

異種材料を接着するイメージ画像

熱や化学反応により溶融・硬化するフィルムの特性を活かし、2つの素材を接着することができます。

電気を通すイメージ画像

加工が容易で電気を通さない樹脂フィルムは、内部に微細な電極を配置することで、さまざまな電子部品に活用されています。

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