大日本印刷とSky社が協業 「GIGAスクール構想」に向けて WindowsタブレットにAIドリル教材を搭載し提供

大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 資本金:1,144億円 以下:DNP)とSky株式会社(本社:大阪 社長:大浦淳司 資本金:4億5,000万円 以下:Sky社)は協業し、文部科学省が推進する、子ども一人ひとりに最適な学習をICTにより実現し多様な人材育成を目指す「GIGAスクール構想」に向けて、小中学校向けの「DNP学びのプラットフォーム リアテンダント🄬」のAIドリル教材を、Sky社の「Sky安心GIGAタブレット(スカイあんしんギガタブレット)」に搭載し提供します。

協業の背景

文科省が推進する「GIGAスクール構想」では、今後3年間かけて小中学校で1人1台のタブレット端末が整備される予定です。2020年度は、2,318億円(公立2,173億円、私立119億円、国立21億円)の予算が組まれ、タブレット1台あたり45,000円(税込)を限度に国から自治体に補助金が支給されます。端末は、Windows、Chromebook、iPadの3種が指定されており、補助金対象のタブレットを提供できるSky社などの端末メーカーが「GIGAスクール構想」向けに販売する端末を、自治体が選択し導入します。文科省は各都道府県教育委員会向けに、各社タブレットの紹介をオンラインで閲覧できる「GIGAスクール 自治体ピッチ」*1を開催するなどし、自治体の端末選定及び購入を支援する取組みを本格化させています。また、新型コロナウィルスへの対策として、休校中の家庭学習など自宅での学習を円滑にできるようにする体制整備が求められています。そのため、学校と家庭の両方で利用可能なタブレット端末の重要性が高まっており、その導入の加速が予想されています。

Windowsタブレット端末へのAIドリル教材の搭載について

今回、Sky社のGIGAスクール構想向けWindowsPC端末「Sky安心GIGAタブレット」に、「リアテンダント」の提供サービスの1つである「リアテンダントAIドリル教材(GIGA対応版)」を標準搭載し、先進自治体で実績のある教材やサービスを含めたパッケージとして、自治体向けに提供します。

Sky社は、学校向けWindowsアプリケーションの分野でトップシェアを獲得しています。これまでに培ったノウハウを活かして、「GIGAスクール構想」が目指す学びに最適な各種アプリなどのオプションをタブレット端末にあらかじめ搭載します。「リアテンダント」の自動採点機能と連携することで、学習履歴(スタディ・ログ)を用いた個別最適化学習にも活用できるようになります。

今回提供する「リアテンダントAIドリル教材」の特徴

  • 「リアテンダントAIドリル教材(GIGA対応版)」は、小中学校向けに算数・数学・英語のドリル教材です。児童・生徒の理解度に応じて復習問題を反復、または自動選択で表示します。
  • 教材は全国120自治体1,600校で採用実績のある、日本コスモトピア社(本社:大阪 社長:下向峰子 資本金:7,100万円)の教材をDNPにてデジタル化したものです。
  • 追加で他科目や教材点数を増やすことも可能です。
  • 「リアテンダント」を活用し、自動採点機能と連携させて学習履歴(スタディ・ログ)を蓄積・分析することで、児童・生徒一人ひとりに合わせた「アダプティブ学習」を行うことが可能です。
  • オフラインでも利用できるため、インターネットが繋がらない環境であっても持ち帰り学習に利用できます。
※AI機能が使えるのは、現在中学生のみとなっています。

「Sky安心GIGAタブレット」とは

  • Sky社が、「GIGAスクール構想」の実現に向け、児童・生徒が学習活動で活用することを考慮したタブレット端末です。(6月販売開始)
  • 文科省の方針に沿った「基本パッケージ」(3年間利用)と「応用パッケージ」(3~5年間利用)が用意されています。
  • 児童生徒が扱いやすいよう、軽量でキーボードが脱着できるタブレットです。Windows 10が搭載されており、これまで学校で蓄積されてきた教材データなどの資産も利用できます。
  • 政府の「クラウド・バイ・デフォルトの原則」に則り、教育センターや学校などにサーバを設置することなく活用できる、学習活動端末支援Webシステム「SKYMENU Cloud GIGAスクール版」*2を搭載しています。

DNPグループの教育ビジネスの取組み

DNPグループは、人材の多様性を高め、新たな価値創出につなげる教育の提供を目指して、幼保から小中高校、大学、リカレント教育まで、生涯の様々な学びを支援する教育ビジネスに取組んでいます。子ども、教員、保護者が望む学習情報を、最適な時に、最適な形で提供する小中高校向け学習プラットフォーム「リアテンダント」をはじめ、大学の電子教科書配信・オリジナル教材開発支援や電子図書館、BPO(業務受託)を提供するなど、DNPグループが一体となって取り組んでいます。


*1「GIGAスクール自治体ピッチ」:実機端末メーカー等各社がプレゼンテーションを実施し自治体関係者が視聴し質問することが可能です。自治体における、端末の具体的選定の一助とし、共同調達を含めた効果的・効率的な調達の支援を目的としています。なお、各社が提案する端末パッケージは、補助金内で購入できる最低限の機能のみ搭載された「基本パッケージ」と、先進自治体で実績のある教材やサービスを含めた「応用パッケージ」の2種類を準備・提案できる形となっています。(https://www.learning-innovation.go.jp/giga/
*2学習活動端末支援Webシステム「SKYMENU Cloud GIGAスクール版」:Sky社が新たに開発し、2020年6月に発売を予定している「SKYMENU Cloud(スカイメニュークラウド)」のラインナップで、「Sky安心GIGAタブレット」向けに提供する専用品。」(https://www.skymenu.net/tablet/lp.html)