2016年7月21日

スマートフォンとデジタルサイネージがリアルタイムに連動する生活者参加型メディア「SCREEMO(スクリーモ)」を活用した新しい体験をプロデュース

― 第一弾として「第61回鳥羽みなとまつり」で実証実験を実施 ―

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、デジタルサイネージ(電子看板)と生活者のスマートフォンをリアルタイムに連動させて、インタラクティブなコミュニケーションを可能とする参加型メディア「SCREEMO(スクリーモ)」を活用し、生活者に新しい体験を提供するサービスを開始します。本サービスは、SCREEMOを活用したインタラクティブな広告コンテンツの制作・配信から、デジタルサイネージにアクセスしたスマートフォンへの情報配信、広告の効果検証までをトータルにプロデュースします。

今回DNPは、スクリーモ社(イスラエル)が開発したSCREEMOの日本での販売代理店である株式会社協同エージェンシーと提携し、7/22(金)に三重県鳥羽市で開催される「第61回鳥羽みなとまつり」で、SCREEMOを活用したプロモーション効果の実証実験を行います。

【新たな取り組みの背景】

従来、デジタルサイネージでは広告の動画や静止画を一方向に配信することが多く、広告効果の測定は困難でした。

そこでDNPは、生活者がスマートフォンを操作するとリアルタイムでデジタルサイネージ上に反映される、“インタラクティブな映像体験”を提供するSCREEMOを活用したサービスを開始します。本サービスは、スマートフォンでデジタルサイネージのコンテンツに参加できるだけでなく、参加した生活者のスマートフォンに情報を配信することができ、双方向のコミュニケーションを実現します。

【「第61回鳥羽みなとまつり」での実証実験の概要】

■スマートフォンからバーチャル花火を打ち上げる!

7/22(金)17時半~20時頃、鳥羽みなとまつり会場の鳥羽マリンターミナル付近に、SCREEMOを搭載した車(ヴィジョンカー)を設置します。来場者は会場に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取り、表示される手順に従ってイベントに参加します(無料)。参加者はスマートフォンの操作によって、デジタルサイネージの画面上で、仮想的に花火を打ち上げることなどができます。

 

                           

1.スマートフォン上で、花火の尺玉を会場のヴィジョンカーに向かってスワイプする。

2.ヴィジョンカーのデジタルサイネージ上にバーチャル花火を打ち上げることができる。複数人が同時に参加できる。

 

■「かもめの花火」が上がると当たり!

参加者のスマートフォンには、その場で抽選結果が表示され、当選された方に景品引換券を進呈します。

1)参加して当選するともらえる:8/27(土)に行われる音楽イベント「wideloopin 答志島 beach party」のオリジナルTシャツ引換券。

(音楽イベント当日に入場口横のテントで引き換え)

2)参加して当選し、音楽イベントに入場すると利用できる:ドリンク1杯無料券。

※音楽イベントへの入場には別途入場料が必要です。

■実証実験の効果を検証

DNPは、デジタルサイネージへのアクセスによる広告閲覧件数や音楽イベントへの来場者数など、広告の効果検証および、景品引換券利用の効果を確認します。

【SCREEMOの特長】

・ スマートフォンでの操作結果をデジタルサイネージの画面にリアルタイムに反映できる

生活者は、デジタルサイネージにアクセスした自身のスマートフォンの操作が、リアルタイムで目の前のデジタルサイネージに反映され、クイズ、アンケート、ゲームなどに参加できる新しい体験ができます。

・ インタラクティブなコミュニケーションにより、生活者への直接的なプロモーションが可能

デジタルサイネージにアクセスした生活者のスマートフォンに、ダイレクトに情報を配信することができます。デジタルサイネージでの広告表示だけでは実現できなかった、生活者への直接的なプロモーション効果が期待できます。

・ 専用アプリのインストールが不要

URLを入力、もしくは、QRコードを読み取って、直接指定のウェブサイトにアクセスするため、専用アプリのインストールは不要です。

・ デジタルサイネージの効果測定を実現

ウェブサイトへのアクセス(イベントへの参加者)数、配信した特典の利用数等の分析によって、広告効果を測定することが可能です。

詳細はこちらをご覧くださいhttp://www.dnp.co.jp/infosol/solution/detail/10125505_18793.html

 

【今後の展開】

DNPは、SCREEMOを活用し、ウェブサイトへの誘導やECサイトでの注文および実店舗への来店の促進、資料請求や会員登録などの生活者の行動につなげるサービスを展開していきます。

イベントやキャンペーンなどのプロモーション企画、映像コンテンツの制作・配信、デジタルサイネージの機材提供などの関連事業を含め、2019年度までに売上9億円を目指します。

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。 
大日本印刷株式会社      本社:東京都新宿区 社長:北島義俊  資本金:1,144億円
株式会社協同エージェンシー  本社:東京都港区   社長:松田 力 資本金:5000万円
 ※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

 

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