動画で学ぶPIM導入の効果 ~eコマース編~
eコマース(以下、EC)運営では、商品点数や販売チャネルの増加に伴い、商品情報の管理・更新が複雑化しやすくなります。日々の業務に隠れた“見えにくい課題”が、実は顧客体験や販売機会に影響することも。本コラムでは、その一端を紹介しながら、動画とともに商品情報管理の重要性を考えます。
動画でわかる!EC運用におけるPIMの役割
動画:PIMって何だ? e-コマース編(4:00)
ECにおける情報管理課題の背景
EC事業は、チャネル数・商品ラインアップ・市場展開が増えるほど、情報管理の難易度が上がっていきます。
動画の内容を踏まえ、背景となる構造的なポイントを整理すると、次のような課題が挙げられます。
チャネルごとに求められる商品情報の仕様が異なる
項目数、画像形式、説明文フォーマットなど、各社独自の要件に対応が必要。
更新頻度が高く、部門横断での確認作業が増える
成分変更・規制対応など、スピーディな反映が求められる領域が多い。
海外向け商品情報が増えることで、言語・通貨・規制対応が追加される
ローカライズ作業の量が増え、管理負荷が跳ね上がる。
情報の分散や属人化により、情報の整合性が低下する
最新版の情報を特定しにくくなり、誤情報の温床となりやすい。
こうした課題は、日常で「なんとか対応している」うちは気づきにくいものの、長期的には大きな影響を及ぼします。
情報の“ズレ”がもたらす影響
一つひとつの情報の違いや確認漏れは小さなものでも、複数チャネルに接続されたECでは、影響が広がりやすくなります。
- 商品仕様の誤表記による誤購入の誘発
- 返品・クレームの増加
- 顧客からの信頼低下
- 社内確認コストの増大
- 機会損失につながる情報更新の遅延
動画で触れられたように、こうしたズレは“現場が気づきにくい形で蓄積する”点が特徴です。
多チャネルECで求められる“情報基盤”という考え方
EC運用では「どこに、どの情報を、どの形で届けるか」を仕組みとして捉えることが重要になります。
情報の一元管理
散在しがちな商品データを整理し、更新源を明確にする。
更新プロセスの透明化
部門横断の確認・承認フローを整え、更新スピードを落とさない。
チャネルごとの最適化
各チャネルの違いを吸収し、適切な形で情報を届けるための準備をする。
多言語・多通貨の管理基盤
海外展開時にも齟齬なく商品情報を整備できる体制づくり。
こうした考え方は、EC規模が大きくなるほど欠かせない要素となります。
この情報基盤の中核となるのが、動画でご紹介する『PIM(商品情報管理)』システムです。
EC担当者が押さえておきたい整理軸
動画に登場した概念を、日々の運用に落とし込む際の「整理の視点」としてまとめると次のようになります。
1. 商品情報の構造設計
誰が、どの情報を、どの粒度で扱うかを明確にする。
2. チャネル要件の棚卸し
チャネルごとの仕様差分を整理し、運用ミスを起こさない土台を作る。
3. 更新フローの最適化
情報変更時の流れを明確にし、遅延や漏れを防ぐ。
4. 品質と効率の両立
作業量を軽減しながら、 正確性を維持する方法を検討する。
これらは、EC運用の効率向上だけでなく、顧客体験の改善にも直結します。
シリーズ動画ご紹介
ECとは異なる事情を持つアパレル業界の課題・背景を扱った「アパレル編」も公開されています。
比較してご覧いただくことで、自社がどのタイプの情報管理課題を抱えているのかを、具体的に把握できます。
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商品情報管理(PIM)システム Centric PXM
DNPが提供するCentric PXM(旧 Contentserv)は、商品のスペックや各種アセットを統合的に管理し、 さまざまなチャネルへタイムリーに情報を配信する商品情報管理システムです。
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DNPグローバルPIMシステム Pro-V(プロ・ファイブ)
DNPが提供するPro-Vは、企業内に散在する各種マスターデータや商品のプロモーション情報を効率的に
収集・管理・配信するためのMDM/PIM(※)システムです。
商品の多様化に伴い増大する商品情報と関連する各種データを効率的に管理し活用することで、
企業のマーケティングの高度化を将来にわたって支えます。(※MDM=マスターデータ管理 PIM=商品情報管理)
