文化財
コラム・記事
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日本館が展示部門で金賞受賞!大成功をおさめたドバイ万博展示の裏側とは?「海外展示×最新技術」の全貌を大公開
新型コロナウイルスによる世界的な混乱が落ち着き、国境を越えた人々の往来が復活してきた昨今。ここ数年思うように実施できなかった国際イベントも、従来通りの規模や内容で開催されるようになってきました。DNPコミュニケーションデザイン(以下、DCD)では、国内外問わずさまざまなイベントで最新技術を駆使した展示を手掛けています。そこで今回は、2021年10月~2022年3月に開催されたドバイ万博(ドバイ国際博覧会)の日本館展示をご紹介。6つに分かれたシーン(ゾーン)のうち、大日本印刷(以下、DNP)が協賛した「Scene3:現代日本のテクノロジー」と「Scene5:アイディアの出会い」において、DCDが映像や照明の技術を用いた新たな展示手法や鑑賞体験を提供しました。ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんがつくるミニチュア作品を軸に展開したScene3では、光で作品に動きを加える「変幻灯®」やプロジェクションマッピングなどを活用。展示空間全体をデザインすることで、来場者を魅了しました。今回はこのScene3を手掛けたチームメンバー4名に、プロジェクトの裏話を聞いていきます。- 教育・文化
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展示スペース P&Iラボ・東京(技術ゾーン)
本展示スペースでは、デジタルアーカイブしたデータを、DNPの技術によって、さまざまな形態(コンテンツ)に利活用している実例をご覧いただけます。導入を検討されている方、活用方法が分からずに悩んでいる方など、さまざまな課題をお持ちの方々が来場されます。
お客様一人ひとりに対して、個別にご案内させていただきます。お客様の課題やニーズに応じて、DNPのソリューションを詳しくご紹介し、実際にお試しいただくことが可能です。また、その後のご相談も承っております。- 教育・文化
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「みどころキューブ」企画・制作のポイントとサポートメニュー紹介
今回のコラム記事は、 「みどころキューブ®」の企画・制作についての進め方のポイントを解説します。みどころキューブに興味は持っているが、「進め方が分からない」「作るのがむずかしい」と感じている方々に向けての内容となります。- 教育・文化
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観光資源のデジタル化とリアルプロモーションによる地域活性化 北秋田市 世界遺産「伊勢堂岱遺跡のXR化」事業
2023年4月に公開した北秋田市の世界文化遺産「伊勢堂岱遺跡(いせどうたいいせき)」のXR(Extended Reality)鑑賞システムは、文化体験の新しい可能性を切り拓くとともに、観光資源のデジタル化による地域活性化を実現する事例となっています。本業務を担当した当社の社員3名へのインタビューを通して、導入事例の詳細や今後の展望などをご紹介します。- 教育・文化
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セミナー開催レポート「DNP P&Iセミナー デジタルアーカイブを活用した探究的な学習デザイン~『みどころキューブ®』をつかった学校授業の事例から~」
2023年2月24日、「デジタルアーカイブを活用した探究的な学習デザイン~『みどころキューブ®』をつかった学校授業の事例から~」と題したオンラインセミナーを開催しました。セミナーでは、DNPが開発する鑑賞システム「みどころキューブ」を活用した三重県伊賀市立成和西小学校での実践授業の事例について紹介しながら、デジタルアーカイブを活用した学習における可能性や今後の課題について議論しました。本稿ではセミナー内容のサマリーをご報告します。- 教育・文化
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【シリーズコラム】DNPのデジタルアーカイブ 第4回 高精細3Dデジタルアーカイブの技術
本コラムでは「DNPのデジタルアーカイブ」というシリーズで、近年注目されるデジタルアーカイブについてDNPの視点から解説を行ってまいります。第4回は、3次元情報をアーカイブする3Dデジタルアーカイブの技術のうち、DNPが多数の実績を持つフォトグラメトリ技法について、専門技術を有し最前線で活動するチームメンバーへのインタビューを通して紹介します。DNPでは、文化財や文化資源のデジタルアーカイブに関する多様なソリューションを展開しています。- 教育・文化
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デジタルアーカイブの可能性「新しい文化体験モデル」への挑戦~BnFリシュリュー・ルネサンス・プロジェクトを通して~
2019年7月からアジア唯一の技術メセナパートナーとして参画したフランス国立図書館(BnF)のリシュリュー・ルネサンス・プロジェクトについて、プロジェクトリーダーである田井慎太郎へのインタビューを通して、プロジェクト参画の経緯や概要、具体的な実施内容、今後の展望等についてご紹介します。- 教育・文化
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【シリーズコラム】DNPのデジタルアーカイブ 第3回 デジタルアーカイブ化に関する博物館評価
本コラムでは「DNPのデジタルアーカイブ」というシリーズで、近年注目されるデジタルアーカイブについてDNPの視点から解説を行ってまいります。第3回は、「デジタルアーカイブ化に関する博物館評価」というテーマについて、デジタルアーカイブの導入効果をいかに評価するか、という問いに対し博物館評価との関りから考察します。- 教育・文化
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二次創作で拡がるアート市場に向けて-ブロックチェーンで証明するイメージアーカイブ・ラボ®の取り組みとは
近年注目されている美術作品のデジタルアーカイブ。こんなことにお悩みではないでしょうか。
・取り扱う美術作品や重要文化財などをもっと広く知ってもらいたい
・アーカイブされた画像を活用したい
・美術館、博物館の来館者施策につなげたい
経済産業省が19年度にまとめた調査*1では、日本国内のn次創作市場は1兆2,000億円とも試算されています。
一方で、個人クリエイターが「n次創作」を公開・販売する際の権利許諾が障害となっており、その機会損失による潜在市場は1兆4,000億円と推定されています。
DNPは、これらの課題を解決するため、アート画像のライセンス処理を簡便化、安全・安心なライセンス発行と管理により、アーカイブの利活用を促進する「イメージアーカイブ・ラボ」の実証実験を2021年12月に開始しました。
本コラムでは、「イメージアーカイブ・ラボ」を活用した新しい販路、顧客市場の開拓に向けた施策をご紹介します。- 教育・文化
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【シリーズコラム】DNPのデジタルアーカイブ 第2回 デジタルアーカイブ構築の流れ
本コラムでは「DNPのデジタルアーカイブ」というシリーズで、近年注目されるデジタルアーカイブについてDNPの視点から解説を行ってまいります。第2回は、デジタルアーカイブ構築の流れを紹介します。設計から公開後の利活用まで、デジタルアーカイブを立ち上げるために必要なことや、各段階におけるポイントについてまとめています。DNPでは、文化財や文化資源のデジタルアーカイブに関する多様なソリューションを展開しています。- 教育・文化
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【シリーズコラム】DNPのデジタルアーカイブ 第1回 デジタルアーカイブとは
本コラムでは「DNPのデジタルアーカイブ」というシリーズで、近年注目されるデジタルアーカイブについてDNPの視点から解説を行ってまいります。第1回は、「そもそもデジタルアーカイブとはどんなものか」といったことをテーマに、デジタルアーカイブの定義、課題点や可能性についてご紹介します。DNPでは、文化財や文化資源のデジタルアーカイブに関する多様なソリューションを展開しています。- 教育・文化
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デジタルアーカイブを活用した新たな鑑賞体験とは?「BnF × DNP ミュージアムラボ 第2回展 これからの文化体験」の記録
DNPでは、フランス国立図書館(BnF)との共同プロジェクト「BnF × DNP ミュージアムラボ」の一環として、展覧会「BnF × DNP ミュージアムラボ 第2回展 これからの文化体験」を開催し、デジタルアーカイブ活用の可能性やニューノーマル時代の新たな鑑賞体験の提案を試みました。ここでは展覧会開催に携わった中心メンバーへのインタビューを通して、プロジェクト始動から展覧会開催の裏側、来場者の反響など、展覧会の全貌をご紹介します。- 教育・文化
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“金箔上への印刷”を実現し、文化財保存の新たな道を開拓した高精細複製「伝匠美®」の制作フロー
文化財を所有する社寺等では、自然災害や人災、紫外線の影響による「劣化への対策」と、貴重な文化財を広く外部へ伝える「公開性の担保」という相反する課題に直面しています。DNPの高精細複製「伝匠美」は、こうした課題に応える画期的な文化財複製ソリューションで、多くの社寺でご採用いただいています。
本ソリューションの特徴のひとつが、これまでは難しかった“金箔上への印刷(特許取得済)”を可能とした点にあります。一般に、日本画の手法のひとつである金箔には、印刷インキが定着しないため、複製の際は、描画部分のみを印刷した後で周囲に金箔を貼り、その上から古色を手彩色する必要がありました。そこでDNPでは、精細な画像データを過不足なく印刷再現するべく、金箔上に直接印刷する技術を開発(特許取得)。金碧障壁画はもとより、精緻な戴金細工の再現も可能にしました。
本記事では、この「伝匠美」の高精細複製を支える製作フローをご紹介します。- 教育・文化
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セミナー開催レポート「DNP P&Iセミナー これからの文化体験」
2021年6月29日、「これからの文化体験 時空を超えた鑑賞体験で『学び』が変わる!?~最先端VR技術がもたらす可能性と課題~」と題してオンラインセミナーを開催いたしました。ここではセミナー当日の様子をレポートしてお届けします。- 教育・文化