データ仮想化サービス「Denodo Platform」を「DNPマーケティングクラウド」に導入

デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業の効率的なデータ活用を支援

大日本印刷株式会社(DNP)は、必要に応じて仮想的なデータベースを構築できる「データ仮想化」のリーディングカンパニーである米国のDenodo(デノド) Technologies社と提携しました。この関係強化によって、7月16日(木)に、企業内のさまざまなデータを利用者自身が統合管理して活用できるDNPのプラットフォームサービス「DNPマーケティングクラウド®」に、同社のデータ仮想化サービス「Denodo Platform」を本格的に導入しました。

企業内に散在するデータを物理的に複製することなく、必要に応じて必要な項目のみ参照できるようになるため、大量のデータを効率的に管理・活用することができます。

またDNPは、「Denodo Platform」のセールスパートナーとして、当サービス単体での販売も開始します。

【データ仮想化サービス導入の背景と主な特長】

企業が扱うデータ量が年々増加し、その管理と活用が求められるなか、データ損失のリスクに対して、物理的に容量を占めるバックアップコピーのデータの格納・管理等のコストの増加、大量のデータの中から必要な情報を迅速に抽出できないことによる事業機会の損失などが課題となっています。こうした課題に対し、必要に応じて仮想的なデータベースを構築できる「データ仮想化」が期待されており、その世界市場はライセンスやサービスを含めて2021年に約67億ドル規模になる見込みです。

DNPはSaaS(Software as a Service)として提供する「DNPマーケティングクラウド」でデータを蓄積する「データレイク機能」に今回、データ仮想化サービス「Denodo Platform」を導入し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業のデータ活用を支援します。

特にマーケティング分野では、オンライン(ネットサービス等)とオフライン(店頭等)の企業活動で得た各種データを即時に統合し、より複雑化している生活者の購買行動を可視化し、迅速に各種施策を実行していくことが求められています。Denodo Platformの導入によって、オンラインとオフラインのデータの統合と活用をよりスムーズに実行することが可能になりました。

■「DNPマーケティングクラウド」への「Denodo Platform」導入の主な特長

1. 「データ仮想化」によって、データ複製等に関する作業負荷や物理的なシステム環境の構築などが不要になるため、情報セキュリティや法令順守(コンプライアンス)に関するリスクを最小限に抑えることが可能。

2. 迅速かつ高精度に各種データを統合することが可能。また、データの中から必要な性質のみ抽出する「データ抽象化」をリアルタイムに実行することもできます。

3. データの複製に関するさまざまな負荷を低減することにより、システムや機器等の資源、および管理や開発の工数等の負荷を抑えて、コストを従来の約半分程度にすることも期待できます。

【今後の展開】

DNPは、今後も「DNPマーケティングクラウド」を通して、企業の多様なデータを統合し、マーケティング活動に必要な一連の機能をシームレスに組み合わせ、生活者への体験価値の提供に向けた企業のデータの活用を支援していきます。

■Denodo Technologies社について

1999年に設立(本社:米国パロアルト)された同社は現在、世界の主要拠点で850社を超える顧客を持ち、年率50%以上の成長率を継続している「データ仮想化」のリーディングカンパニーです。迅速かつ柔軟に対応するアジャイルで高パフォーマンスなデータ統合やデータ抽象化、リアルタイムなデータサービスを企業等に幅広く、従来の手法の約半分程度の費用を目安として提供しています。

2019年1月に日本法人を設立し、DXに取り組む企業等に向けて、「データ仮想化」のソリューションを提供しています。