2022年6月10日

DNPアートコミュニケーションズ 「古代オリエント博物館イメージアーカイブ」を開始 所蔵作品の高精細デジタル画像データ貸出サービスを拡充

大日本印刷株式会社(DNP)のグループ会社で、美術関連のコンテンツビジネスを行う株式会社DNPアートコミュニケーションズは、国内最大級の美術館・博物館等の所蔵作品の高精細デジタル画像データの貸出サービスを行っています。その一環として、2022年6月1日(水)に、古代オリエント博物館(東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館ビル7階)の所蔵作品の画像データ貸出サービス「古代オリエント博物館イメージアーカイブ」を開始しました。

【「古代オリエント博物館イメージアーカイブ」について】 

古代オリエント博物館は1978年、我が国最初の古代オリエント地域専門の博物館として開館しました。 同館は、西アジアおよびエジプト地域を中心として、旧石器時代からイスラーム時代におよぶ考古・美術・歴史関係の幅広い資料を収蔵しています。館内の展示は、「シリアの発掘(博物館が調査した遺跡の出土資料)」「最古のオリエント(人類誕生から文明誕生前夜まで)」「古代メソポタミア」「古代エジプト」「古代ペルシア、インダス」「東西交流(フェニキア、シルクロード)」に大きく分かれており、教科書等にも掲載されているような歴史を実物の古代の資料から感じとることができます。

「古代オリエント博物館イメージアーカイブ」は、代表的な資料34点の画像データの貸出からスタートし、利用者の要望に応じて点数を増やしていく予定です。

【国内最大級の美術作品画像データ貸出サービス「イメージアーカイブ」について】

  • DNPアートコミュニケーションズのWebサイト「Image Archives(イメージアーカイブ)」には、現在約10万点の画像データが登録されており、利用したい画像を検索して、貸出申込みができます。(https://images.dnpartcom.jp/) 
  • 作品名・作者・年代・人物・季節等のキーワードで検索できます。
  • 画像データは、出版物(書籍・雑誌・教材等)、TV番組、ネット映像、デジタルコンテンツ、企業広告や販売商品等、幅広い用途でご利用いただくことができます。 
  • 画像利用料は、利用目的によって異なります。
  • 主な取り扱い館 : ルーヴル美術館、オルセー美術館、大英博物館、テート美術館、ボストン美術館、ベルリン美術館、ウィーン美術史美術館、台北 國立故宮博物院、東京国立博物館、東京藝術大学大学美術館、東京都江戸東京博物館、徳川美術館、神戸市立博物館、ポーラ美術館、すみだ北斎美術館、林原美術館、大阪中之島美術館など 

【美術館・博物館の方へ】

 作品画像をイメージアーカイブに登録・掲載することで、貴館およびご所蔵作品の認知向上につながり ます。また、画像データの貸出業務を弊社が担当することにより、貴館の業務負荷の軽減を図ることが できます。有料貸出だけでなく、無料貸出業務の受託も承ります。

【今後の展開】

DNPアートコミュニケーションズは、今後もさまざまな美術作品およびその画像データを所蔵する美術館や博物館等に提携先を拡げ、美術と歴史の専門フォトライブラリーとしてコンテンツの充実を図るとともに、美術作品に関わる権利処理やコンサルティングの業務を拡充していきます。 

大日本印刷株式会社 本社:東京 社長:北島義斉 資本金:1,144億円
株式会社DNPアートコミュニケーションズ 本社:東京 社長:室田秀樹 資本金:3億円

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