2015年5月27日

大日本印刷・毎日放送・京都市 日本文化“伝統と革新”の伝承 4Kプレゼンテーションライブ『京都知新 kyotochishin』開催

第1回「~口承:和食の智恵~ だし編」を6/21・6/22に元離宮二条城で

大日本印刷株式会社
株式会社毎日放送
京都市

大日本印刷株式会社(DNP)、株式会社毎日放送(MBS)と京都市は共同で、日本文化の“伝統と革新”を後世に伝える新たな取り組みとして、4Kのリアルで美しい高精細映像を使ったプレゼンテーションライブイベント『京都知新kyotochishin』を展開していきます。第1回として、「~口承:和食の智恵~ だし編」を2015年6月21日(日)、22日(月)に元離宮二条城で開催します。

【『京都知新 kyotochishin』とは】

『京都知新 kyotochishin』は、収録した4K映像を使って日本の文化を伝える“説得力のあるプレゼンター”と“4Kライブ中継”によって日本の文化を伝承する、新しい形の映像プレゼンテーションライブです。毎回、日本文化の「衣・食・住」からテーマを絞り、4Kの収録映像や実演の4Kライブ中継などで紹介します。文化伝承ライブ「京都知新シリーズ」としてシリーズ化を図っていきます。

【『京都知新 kyotochishin』シリーズ第1回「~口承:和食の智恵~ だし編」について】

ユネスコ無形文化遺産に登録された和食の最高峰「京料理」。伝統を受け継ぎながらも常にさまざまな創意工夫を施し、日々進化するその味と技術は智恵にあふれています。今回のイベントでは、京料理を代表する料理人が、普段は目に触れることのない智恵と技術の数々を、4K映像を駆使したプレゼンテーションで観客に解き明かします。

1.「京都・文化遺産アーカイブプロジェクト」の4K特別映像の上映

DNPとMBSは「明日の京都 文化遺産プラットフォーム*1」と連携し、京都の世界文化遺産「古都京都の文化財」(17社寺・城)をはじめ、国宝・重要文化財を中心に特別な許可を得て、4K映像の収録を進めています。文化財を美しい映像でアーカイブ化し、次の時代への文化財の保存継承と、その知識と意識を高める事業(京都・文化遺産アーカイブプロジェクト*2)に注力しています。今回の「京都知新」では、これら世界文化遺産の高精細な4K非圧縮映像を大画面でご覧いただく“映像実体験空間”を体験できます。

*1 古都京都の文化遺産を保存・継承するため文化遺産所有者、行政、市民、研究者、企業が協力して景観問題、防災問題、公開・保存の問題等に取り組む組織として2010年10月に設立。http://tomorrows-kyoto.jp/
*2 DNPとMBSが「明日の京都文化遺産プラットフォーム」と連携して、京都の世界文化遺産「古都京都の文化財」(17社寺・城)を中心に4K映像を収録・保存し、次代へ継承していくプロジェクト。

2.「~口承:和食の智恵~ だし編」第1章 和食の源流 4K映像の上映

「京都知新」プロジェクトでは、口承で受け継がれてきた和食文化の特徴のひとつである“美しさ”をリアルな4K映像で収録し、ビジュアルによる継承に取り組みます。厳選された食材の美しさ、料理人の美しい技能と智恵、美しく盛り付けられた料理の器など、これまで記録として留めにくかった“和食文化の真髄”を4K映像で伝えます。

3.「~口承:和食の智恵~ だし編」第2章 椀物 4K映像上映とゲスト解説

日本料理アカデミー理事長で、ミシュランの三ツ星を連続で獲得している京都祇園の老舗料亭「菊乃井」の主人、村田吉弘氏を迎え、「菊乃井」で収録した4K映像を上映しながら解説していただきます。当日は、会場と「菊乃井」の厨房を4K中継回線で結び、会場にいる村田吉弘氏が厨房で支度する弟子に4K映像を見ながら指示を出します。

4.お出汁の試飲

村田吉弘氏の映像解説で紹介した「菊乃井」の一番出汁を、来場者全員に試飲していただきます。

【開催の概要】

開催期日

2015年6月21日(日) <1>11:30~13:00(開場11:00) <2>15:00~16:30(開場14:30)、6月22日(月) <3>11:30~13:00(開場11:00) ※雨天決行

開催会場

元離宮二条城「二の丸御殿台所」(京都市中京区二条通堀川西入二条城町541)

入場者数

1ステージ:約200名(3ステージ:合計約600名を予定)

入場方法

無料招待(事前応募の抽選で招待券を発行) ※ペア300組(600名)を招待

募集期間

平成27年5月27日(水)~6月7日(日)

募集方法

<1>  「郵便はがき」にて申し込み

代表者氏名/性別/年齢/郵便番号/住所/職業/世界無形文化遺産「和食」へのメッセージや感想/メールアドレス(お持ちの方)/参加希望講演の番号を記入のうえ、講演事務局へ郵送。※6月7日(日)応募締め切り(当日の消印有効)

<2>  「MBSホームページ」(http://www.mbs.jp/kyotochishin/)からの申し込み

※6月7日(日)ひる12時締切

●厳正な抽選の上、招待券発送をもって当選者の発表に替えさせていただきます。

募集問合せ

〒531-0072 大阪市北区豊崎2-7-9-101「京都知新」講演事務局

電話番号:06-6371-0004(平日11時~18時)

同時開催

「京都知新」パブリックビューイング

※「京の食文化ミュージアム・あじわい館」(京都府京都市下京区中堂寺南町130)にてパブリックビューイングを開催します。入場は無料。電話番号075-321-8680

監修・出演

村田 吉弘(「菊乃井」主人) ※プレゼンター

監修

伏木 亨(龍谷大学農学部教授)

主  催

大日本印刷株式会社、株式会社毎日放送、京都市

共  催

京の食文化ミュージアム・あじわい館

後  援

京都府、京都仏教会、明日の京都 文化遺産プラットフォーム

・京都市「京都をつなぐ無形文化遺産」

京都市では、世代を越えて伝えられてきた無形文化遺産の価値を再発見、再認識し、内外に魅力を発信するとともに、大切に引き継いでいこうという気運を盛り上げるため、市独自の仕組み「“京都をつなぐ無形文化遺産”制度」を創設し、その第1号として「京の食文化-大切にしたい心、受け継ぎたい知恵と味」を選定しました。平安京遷都以来、千年有余年の永きにわたり都が置かれ、日本の政治、文化、宗教の中心地として栄えてきた京都の長い歴史と四季折々の自然の中で、京の食文化は育まれました。

しかし、食を取り巻く自然環境が変化し、利便性を追求する風潮により、食に対する価値観が大きく変容し、食を通じた家族のつながりの希薄化を含め食文化のあり様が問われています。この選定をスタートとして、和食の原点と言える「京料理」や家庭のおかず、いわゆる「おばんざい」など、京都の長い歴史の中で育まれた食文化を未来につなげる取組を進めています。

 
大日本印刷株式会社   本社:東京都新宿区  社長:北島義俊  資本金:1,144億円
株式会社毎日放送     本社:大阪府大阪市北区  社長:河内一友  資本金:40億7249万円
京都市       住所:京都市中京区 市長:門川大作
 
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