2017年8月23日

GPIFが新たに採用した3つのESG指数の全ての構成銘柄に選定

環境や社会的責任、企業統治を重視した経営をしている企業として印刷業界で唯一選定

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)を重視した経営をしている企業を選んで投資する“ESG投資”の運用開始にあたり、新たに採用した3つのESG指数全ての構成銘柄に選定されました。
2017年7月現在、3つの指数全てに選定された日本企業は66社で、印刷業界ではDNPの1社です。

【GPIFが新たに選定した3つのESG指数について】

環境・社会・ガバナンス(ESG)に配慮した経営を行う企業に対する投資は、長期的な投資によるリスク調整後のリターンが改善すると期待されています。今回、ESGに力を入れている企業を選定したGPIFの3つのESG指数は、ESG全般を考慮した「統合型」指数の「FTSE Blossom Japan Index」と「MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」、および女性活躍に着目した「テーマ型」指数の「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」です※。

※「FTSE Blossom Japan Index」:ロンドン証券取引所の100%出資子会社であるFTSE Russell社(イギリス)による日本企業に対応したESG総合型の株式指数。151銘柄が選定されている。
※「MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」:ニューヨーク証券取引所に上場し、世界で1000社以上が利用するMSCI社(アメリカ)のESGリサーチによる総合型指標および、多面的な性別多様性スコアによる指数。それぞれ、251銘柄、212銘柄が選定されている。

【DNPは主要なSRI指標に選定】

DNPは、今回選定された3つのESG指数も含め、財務分析だけでなく企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility:CSR)への取り組みを評価基準に組み込んだ投資手法である社会的責任投資(Socially Responsible Investment:SRI)の指標に、多数選定されています。
17年連続で選定された「FTSE4Good Global」のほか、「DJSI AsiaPacific」(スイス)、「MSCI ESG Leaders Indexes」(アメリカ)、「MSCI SRI Indexes」(アメリカ)、「ETHIBEL Investment Register」(ベルギー)、「モーニングスター社会的責任投資株価指数」(日本)に選定されており、社会課題の解決につながる“新しい価値”の提供に取り組み、持続可能な発展につながる事業を展開する企業として、国内外から高い評価を受けています。

【企業の社会的責任(CSR)を果たすDNPの活動】

DNPは企業として果たすべき責任(CSR)として、①社会の発展に寄与する「価値の創造」、②その価値創造のプロセスを公正・公平に行う「誠実な行動」、③社会に対して説明責任を果たす「高い透明性」の3つを明確にして、その遂行に努めています。そしていま、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「住まいとモビリティ」「環境とエネルギー」を事業の成長領域と位置づけ、「P(印刷)」と「I(情報)」の強みを活かして、新しい価値の創出に取り組んでいます。
例えば、「環境とエネルギー」の領域では、経済的な発展と地球環境の保全を両立させる持続可能な社会の実現に向けて、多様な製品・サービスの開発を進めています。窓からの光を天井などに効果的に反射・拡散させて室内を明るくする「DNP採光フィルム」はその一例です。また、高いシェアを占めるリチウムイオン電池用バッテリーパウチのほか、省資源や省エネ、生物多様性の保全などにつながる環境配慮製品・サービスの開発にも注力しています。
これからもDNPは、あらゆるステークホルダーから常に信頼される企業であり続けることを目指し、社会課題の解決を通じた企業としての成長と、持続可能な社会の発展に貢献していきます。

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