学研ムック「大人の科学マガジン 小さな活版印刷機」に『秀英体』を提供
歴史ある秀英体の活字で、温かみのある手作りの名刺や紙小物を作成可能
大日本印刷株式会社(DNP)は、DNPのオリジナル書体「秀英体」※1を株式会社学研プラスが発行するムック「大人の科学マガジン」(12月15日発売)※2の付録「小さな活版印刷機」の活字として提供しました。
金属活字を用いた活版印刷が広まった明治時代からDNPが継承してきた「秀英体」は、日本の出版文化を支えてきた歴史ある書体で、ひらがなの「い」や「こ」等が一筆書きになっているなど、クラシックかつモダンで美しいデザインが特長です。今回のムックの読者は、付録の活版印刷機を組み立て、同じく付録の「秀英体」の活字を一文字ずつセットして、操作することで紙に印刷することができ、温かみのある手作りの名刺や紙小物が作成できます。
【「大人の科学マガジン」(12月15日発売)の内容】
巻頭特集で、かわいくてかっこいい活版印刷の作品を紹介。付録の楽しみがぐっとひろがる遊び方が多数掲載されるほか、活版印刷クロニクルや、付録の活字に採用した「秀英体」の歴史や特徴、デジタル書体としてのリニューアル開発の取り組みも収録されています。
【付録の特長】
●「テキン」型の卓上活版印刷機
インキを練る。活字にインキをのせる。プレスする。この3つの動作をハンドルの上げ下げだけで操作して、印刷を行います。ムックの中に、わかりやすい作り方のページがあり、印刷機の仕組みを学びながら約30分で本体を組み立てできます。
●162個の活字
ひらがな(秀英明朝M)、数字・アルファベット(Century)がそろった162個の活字が使えます。活字台は名刺サイズで、最大135個の活字をセットした版を作ることができます。
●その他
自然でやわらかな風合いを持った活版印刷用のコットンペーパーや、お試し用の黒インキが入っているので、組み立て後、すぐに印刷することができます。