2018年1月10日
顔認証に対応した口座開設などを行う金融機関向け総合アプリを開発
香川銀行で初採用
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、口座開設やローン等の各種申し込み、利用明細や残高の確認など、複数の金融サービスをスマートフォン上で行える「DNP金融向け総合アプリ」を開発し、2018年1月に提供を開始します。
今回、地方銀行で初めて顔認証機能を組み込んだ金融機関向け総合アプリとして、香川銀行に採用されました。
【開発の背景】
金融業界では生活者の利便性や業務効率化の観点から、金融と情報技術(IT)の融合によるフィンテック関連のサービスが広がっています。金融機関では、店舗での顧客対応や、ネットを利用した非対面の顧客対応などの状況において、顧客との的確で効率的なコミュニケーションが求められています。
こうしたなかDNPは、ICカードの製造、発行などで培ってきた情報セキュリティ技術を強みとして、AI(人工知能)の活用やデジタル化、ペーパーレス化などによる業務効率化、顧客サービス向上などに貢献する多彩なソリューションを金融機関に向けて提供しています。その一環として、銀行の口座開設の申し込みをスマートフォン上で簡単に行える「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」などの各種フィンテックサービスを展開し、多くの金融機関で採用されています。
今回、生活者の利便性をより高めるため、口座開設や利用明細の確認、ローン等の各種申し込みなど複数の金融サービスをスマートフォン上で一括して行える「DNP金融向け総合アプリ」を開発しました。
【「DNP金融向け総合アプリ」の特長】
○口座開設やローン等の各種申し込み、利用明細や残高の確認などの各種金融サービスを本アプリ上で一括して行えます。
○本アプリは顔認証技術を搭載して利便性を高めており、生活者はIDやパスワードを入力する手間を省くことができます。
○家計簿の作成や、AIを活用した問い合わせに対する自動返答プログラムである「チャットボット」の提供など、生活者のニーズに合わせて機能を拡張できます。
○入出金があった際は、自動的に利用者のスマートフォンに取引に関するお知らせが届きます。
顔認証のステップ
【今後について】
DNPは、本アプリを金融機関に向けて提供し、2020年度に4億円の売上を目指します。
*記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
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