2016年11月10日

デジタルファブリケーションを活用したモノづくりワークショップを開催

ハロウィンに向けて、TechShop Tokyoで、七色に光る“ネコ耳カチューシャ”を製作

 【加速度センサーで7色の光が切り替わる“ネコ耳カチューシャ”を作るワークショップを開催】

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、デジタル工作機械を使って3Dデータ等からモノづくりを行う「デジタルファブリケーション」を活用し、企業のマーケティング活動の支援や、生活者同士のコミュニティ形成、コミュニケーション創出などに取り組んでいます。

今回DNPは、10月22日(土)、23日(日)に、セメダイン株式会社、技術サークル「テクノアルタ」の協賛のもと、7色に光る“ネコ耳カチューシャ”を作るワークショップを開催しました。内蔵した加速度センサーがカチューシャの角度や動きを認識し、それによって光の色が切り替わります。ハロウィン間近の時期ということもあり、多くの方に参加・拡散される人気のイベントとなりました。

【ここがポイント!】

1.    専門家による講義でモノづくりの知識を習得

○技術サークル「テクノアルタ」小島有貴氏 : 加速度センサーとマイコンを組み合わせた電子回路の設計者である同氏が、スマートフォン用アプリや歩行速度に連動して光る電飾など、デジタルファブリケーションを活用したモノづくりによって広がる“コスプレの表現”について講演。

○セメダイン株式会社・手塚努氏 : モノづくりに役立つ接着剤の選び方、接着剤の最新事情について解説。

2.    デジタル工作機械で作ったパーツを組み合わせ、参加者自身が“ネコ耳カチューシャ”を製作

参加者はレーザーカッターや真空成型機などのデジタル工作機械で作ったパーツを組み合わせ、セメダイン株式会社提供による、布などの接着に適した接着剤「nu~no!」や瞬間接着剤「3000ハイスピード」などを使って、思い思いのオリジナルカチューシャを製作しました。

3.    生活者同士や、生活者と企業をつなぐコミュニケーションを創出

お互い初対面の参加者もワークショップが進むにつれて打ち解け、モノづくりについての興味や経験、デジタルファブリケーションの活用アイデアなどを話題に、コミュニケーションを図っていました。また、協賛企業の担当者に質問をしたり、感想を伝えたりする姿も見受けられました。

4.    DNP女性社員の有志によるモノづくりチーム「ファブ女」から発展したプロジェクト

本イベントは、DNP女性社員の有志によるモノづくりチーム「ファブ女」が、「デジタルファブリケーション×ファッション」をテーマに企画・運営しました。

「ファブ女」は、特に女性のさまざまな生活シーンに、デジタルファブリケーション技術がどのように活用されるのかを研究・実証し、情報発信や普及に向けた活動などを行っています。

※「ファブ女」についてはこちらのウェブサイトをご参照ください。→ http://mirai.dnp/project41.html

 

【今後の展開など】

DNPは生活者との接点を通じてデジタルファブリケーションの普及、進展による社会の変化を先取りするとともに、デジタルファブリケーションによる企業のマーケティング活動の活性化や、新たなコミュニケーション創出の可能性を追求し、ビジネスにつなげていきます。

 

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