AIを活用したロボットによる音声案内サービスの実証実験の第2弾を実施

9月27日より1年間、船橋駅前のインフォメーションセンターで地域の店舗・イベントを案内

2018年9月27日

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義斉 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、株式会社フューチャーリンクネットワーク(以下:FLN)が運営する船橋駅前のインフォメーションセンター(以下:船橋インフォメーションセンター)にて、AI(Artificial Intelligence:人工知能)を活用したロボットによる音声案内サービスの実証実験を実施します。

この実験は、2017年1月から約1年間行った実験に続く第2弾で、9月27日から1年間実施します。今回、コミュニケーションロボットとタッチパネルディスプレーを新たに設置し、来場者が話しかける質問に対して、音声とディスプレー表示で回答するAIを活用して、適切な情報を案内します。

【実証実験の背景】

DNPは、船橋市とFLNと共同で、2017年1月24日から約1年間、AIを搭載したロボットによる接客案内サービスの実証実験*1を行い、来訪者属性に応じた情報提供による満足度向上などの検証を進めてきました。この案内サービスは、時間が経つにつれて利用者が増加して好評であったため、さらなる利用促進と利便性向上をめざして、今回新たな案内サービスの実証実験を行います。本サービスには、DNPとDNPグループの株式会社インテリジェント ウェイブ(以下:IWI)が共同開発した、AIを活用したデジタルサイネージシステムを用います。このデジタルサイネージシステムには、自然な会話の内容を理解して、適切な回答を検出するIWIが開発したソフトウェア「OpAI(オーピーエーアイ)*2」を活用しています。

【実証実験の概要】

期間:2018年9月27日~2019年9月30日

場所:船橋インフォメーションセンター(千葉県船橋市本町4-2-20)

内容:同センターにコミュニケーションロボットとタッチパネルディスプレーを設置し、来場者の声による質問の内容をAIで分析して、その答えとなる最適な情報をディスプレーに表示し、コミュニケーションロボットが説明します。来場者は、タッチパネルディスプレーを操作して、より詳しい情報を得ることがきます。案内する内容は、船橋市内の施設や飲食店などのグルメ情報、イベント案内です。インフォメーションセンターのスタッフ不在時はもちろん、スタッフが案内する際のサポートや、来場者による情報検索をスムーズに支援します。

実証実験のイメージ

【実験の技術的な特長】

この案内サービスは、AI技術を活用して通常の会話から質問内容を理解するIWIが開発した「OpAI」の機能と、質問に対してDNPが“情報構造化”した回答データから最適なものを検索・選定する機能を持っており、コミュニケーションロボットとタッチパネルディスプレーを連動させることで、来場者との円滑なコミュニケーションを可能にしました。

1. DNPの情報構造化技術

船橋インフォメーションセンターの案内情報、スタッフが独自に作成したQ&Aメモ、FLNが運営する地域情報サイト「まいぷれ船橋」に掲載された船橋市の地域情報や船橋市が発行するチラシなどの膨大な情報をDNPの情報構造化技術を用いて相互に関連づけ、質問に対するに最適な回答を短時間に高精度で生成します。

2. IWIのAI技術による自然言語処理

IWIの「OpAI」により、利用者が話す曖昧な会話文から質問内容を適切に理解し、その質問に対してDNPの情報構造化技術で生成した情報の中から、最適な情報を検索・提示します。

 

【今後の展開】

DNPは、この実証実験を通じて案内サービスの効果測定をもとに改良を進め、2019年度中の実用化をめざします。


*1 「知能コミュニケーションプラットフォーム」を活用した接客案内サービスの実証実験を実施
https://www.dnp.co.jp/news/detail/1188185_1587.html
*2自然な会話から欲しい情報を得ることができるAIを活用したデジタルサイネージを開発
https://www.dnp.co.jp/news/detail/1190050_1587.html
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