2018年12月6日
オリジナル書体『秀英体』3書体を ソースネクスト社のDTPソフト「パーソナル編集長」にライセンス提供
大日本印刷株式会社(DNP)は、DNPのオリジナル書体「秀英体」のデジタルフォント3書体を、ソースネクスト株式会社(開発:株式会社筆まめ)のDTPソフト「パーソナル編集長Ver.13」にライセンス提供しました。
【「パーソナル編集長」の概要】
「パーソナル編集長」はPCで誰でも簡単に使えるDTP(Desk Top Publishing)ソフトです。バリエーション豊かなデザインテンプレートや画像集、フォントなどの素材が付属しており、文字や写真を入力するだけで、簡単に“プロ級”の新聞やチラシ・冊子を作成できます。
「パーソナル編集長Ver.13」は12月6日にダウンロード版、1月25日にパッケージ版が発売されます。
●「パーソナル編集長」の詳細はこちら→http://www.sourcenext.com/product/pc/use/pc_use_002391/
※発売時のパッケージと異なる場合があります
【「パーソナル編集長」に提供する「秀英体」について】
今回「パーソナル編集長Ver.13」へ提供するフォントは、2017年の「パーソナル編集長Ver.12」に引き続き、「秀英横太明朝B」「秀英丸ゴシックL」「秀英アンチック」の3書体です。生活者が利用できるDTPソフトに組み込んで提供することで、より手軽に、プロのデザイナーにも愛用されている秀英体フォントを利用できるようになりました。
●秀英体フォントの仕様
○文字セット: JIS1・2水準(約7000文字)
○フォーマット: TrueTypeフォント
【秀英体について】
秀英体はDNPが明治時代から開発を続けているオリジナルの書体です。優美でしなやかな線画を持ち、美しく読みやすい書体として多くの書籍や辞典に使われるなど、編集者やデザイナーだけでなく、読者からも親しまれてきました。DNPは2005年から、「秀英体」をよりオープンなデジタル環境で活用するためのリニューアル事業「平成の大改刻*1」に取り組み、2009年からはDTP(Desk Top Publishing)環境のほか、電子書籍ビューアーやワープロソフト等にライセンス提供するなど、その利用範囲を広げています。
※秀英体の詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。→ http://www.dnp.co.jp/shueitai/
*1 平成の大改刻 : DNPは2006年の創業130周年の記念事業の一環として、21世紀のデジタルコミュニケーションを支える情報流通基盤を進展させることを目的に、高品位な書体の価値を再構築することを理念として、2005年に「平成の大改刻」をスタートさせました。秀英細・中・太明朝の改訂、金属活字時代の秀英初号明朝のデジタルフォント化、新書体である角ゴシックや丸ゴシックのデジタルフォント開発などを2012年まで行いました。
※「秀英」及び「秀英体」は、大日本印刷株式会社の登録商標です。
※「パーソナル編集長」は、株式会社筆まめの商標または登録商標です。その他、記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
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