「埼玉県資源循環の見える化実証実験」で「日本DX大賞」特別賞を受賞 | ニュース

大日本印刷株式会社（DNP）は、「埼玉県資源循環の見える化実証実験」^＊1の取り組みで、一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会（代表理事：森戸裕一）が主催する2023年度「日本DX大賞」の「SX・GX部門」に応募し、特別賞を受賞しました。

授賞式の様子(DNP社員の尾野さん：左の写真の左から3番目、右の写真の右から１番目)

特別賞を受賞した「埼玉県資源循環の見える化実証実験」について

受賞対象となったこの取り組みは、埼玉県や企業と連携して2022～2023年に実施したものです。
生活者から回収した資源をリサイクルする過程でのCO2排出量などを可視化して発信するとともに、それによる「生活者のリサイクルに対する意識変容」の効果を検証しました。
具体的には、家庭から出る使用済みプラスチックを対象とし、店頭での回収から再資源化の「静脈産業」と呼ばれるプロセスと、再生した資源を活用して製品化する「動脈産業」と呼ばれるプロセスについて、各種情報を集約して数値化し、Webサイト等で発信しました。
複数の企業・自治体等が関わるリサイクル工程の全体を可視化し、集約したデータを生活者にわかりやすく発信することが、リサイクルに対する生活者の意識変容につながるという実証結果を得ました。引き続き、生活者のリサイクルの行動まで変えていけるよう、取り組みを強化していきます。

＊1　「埼玉県資源循環の見える化実証実験」の取り組みについて → https://www.dnp.co.jp/news/detail/20169209_1587.html

「日本DX大賞」について

日本デジタルトランスフォーメーション推進協会が、民間企業や自治体を対象に、優れたDXの取り組みを表彰する日本最大級のDXコンテストです。SX・GX部門は、デジタル技術を活用したSX（サステナビリティトランスフォーメーション）経営やGX（グリーントランスフォーメーション）経営に関する優れた取り組みが表彰の対象となります。

今後の展開

DNPは引き続き、各業界の企業・団体・自治体等の資源循環施策や、環境負荷低減に向けた生活者の行動を促すコミュニケーション施策等を強化し、「循環型社会」の実現に貢献していきます。

2022年10月には、環境配慮デザインチーム「DNP GREEN PARTNER」^＊2を社内に立ち上げ、環境問題の解決に取り組む企業・団体等と並走してその活動を総合的に支援するほか、環境負荷低減に向けて生活者の行動を変えていく取り組みなどを行っています。すべての業種・業界のステークホルダーとともに、持続可能なより良い社会、より心豊かな暮らしの実現につなげていきます。

＊2　「DNP GREEN PARTNER」について → https://www.dnp.co.jp/biz/theme/dgp_biz/

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