デジタル庁の「マイナンバーカード・インフォ」に
IDSの『ID確認システムPRO』が掲載されました

『ID確認システムPRO』は、厳格な本人確認が求められる様々な業務において、マイナンバーカードをはじめとする顔写真付き本人確認書類の真贋判定を補助し、事業者のコンプライアンス遵守と業務効率化を強力にサポートするソリューションです。

デジタル庁が運営する「マイナンバーカード・インフォ（民間事業者向けお役立ち情報）」は、自治体や民間事業者向けに、マイナンバーカードの利活用促進に役立つ情報を、国の施策や利用事例、FAQなどを交えて、タイムリーかつ分かりやすく提供する情報ページです。

当社の『ID確認システムPRO』に関する情報は、マイナンバーカードの利活用推進と、事業者が抱える本人確認業務の課題解決に貢献する事例として、「民間事業者向け vol.105」に掲載されました。

マイナンバーカード・インフォ（民間事業者向けお役立ち情報）：
https://www.digital.go.jp/policies/mynumber/private-business/info

『ID確認システムPRO』は、金融機関、古物商、司法書士など、犯罪収益移転防止法、携帯電話不正利用防止法、古物営業法営業規則をはじめとする各種法令に基づき、対面での厳格な本人確認が義務付けられている事業者様向けに開発されたシステムです。

近年、巧妙化する偽造身分証を用いた詐欺事件や不正取引の増加を受け、対面での本人確認業務における「本人特定事項」の正確な確認と「本人確認書類の真贋判定」の重要性が増しています。『ID確認システムPRO』は、この課題を解決するために、以下の特長を提供します。

専用のハードウエア（ICリーダー）に本人確認書類をかざすことで、券面に記載された情報だけではなく、マイナンバーカードや運転免許証、在留カードなどに搭載されているICチップ内の情報を非接触で正確に読み取ります。 これにより、券面情報とICチップ内の情報を照合し、偽造された本人確認書類や、盗難・紛失後に不正利用されている可能性のある書類の判別を補助します。

ひとつのシステムでマイナンバーカード、運転免許証・運転経歴証明書、在留カード・特別永住者証明書、パスポート（旅券）の計6種類の顔写真付き本人確認書類に対応しています。複数の種類の書類について、確認方法や真贋判定基準をシステム側で一元管理できるため、複雑化しがちな本人確認業務の標準化と効率化を実現します。

『ID確認システムPRO』は、本人確認書類のICチップ情報の読み取りに加え、券面OCR（光学文字認識）機能を搭載しています。これにより、照合番号などの情報を自動でテキスト化し、顧客管理システムなど他システムへ連携することが可能です。これにより、窓口での会員登録や契約手続きにおける手入力作業を効率化できます。
OCRは、ICチップへのアクセス補助としても機能し、券面情報とICチップ情報の照合を通じて、本人確認の精度向上にも寄与します。また、取得した情報は、本人確認帳票（エビデンス）としてPDF形式で出力でき、券面画像・OCRテキスト・ICチップ内情報などを一括保存することが可能です。これにより、本人確認書類のコピー作業や記録管理の手間を削減し、業務全体の効率化を支援します。

デジタル庁が推進するマイナンバーカードの利活用は、行政手続きの効率化に加え、民間サービスにおける本人確認の信頼性向上にも資する重要な基盤です。このたび『ID確認システムPRO』が「マイナンバーカード・インフォ」に掲載されたことは、当社の技術が、安全・安心・便利なデジタル社会の実現に貢献し得るソリューションとして認められた証と受け止めています。

DNPアイディーシステムは、官公庁事業で培った技術・ノウハウを基盤に、ID（ヒトとモノの認証）分野における社会課題やニーズに対応し、新たな価値の創出を通じて本人確認業務の革新を支援してまいりました。今後も『ID確認システムPRO』を通じて、偽造・なりすまし防止、コンプライアンス遵守、利便性の高い手続きの実現を支え、事業者様のサービス展開を力強く後押ししてまいります。

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