マイナ免許証で高まる「無免許運転見逃し」リスクをゼロに!
VD-3のマイナ免許証対応

マイナンバーカードと運転免許証が一体化した「マイナ免許証」の運用開始により、従来の目視確認だけでは無免許運転の見逃しリスクが高まっています。この課題に対応するため、「DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)」は2026年2月にマイナ免許証に対応した新バージョンをリリースし、運転管理業務の効率化と厳格化を支援します。
(2025年11月公開の情報です)

飲酒したら運転できないVD-3がマイナ免許証に対応したことを伝える画像

マイナ免許証移行でなぜ「無免許運転見逃し」のリスクが高まるのか

2025年3月24日、運転管理業務に求められる変化

2025年3月24日、運転免許証とマイナンバーカードの一体化、いわゆる「マイナ免許証」の運用が始まりました。この制度変更は、社有車を保有する企業や自治体、運輸・旅客事業者にとって、運転管理業務の大きな転換点となっています。

マイナ免許証の目視確認の課題を心配する画像

マイナ免許証がもたらす新たな課題

従来の運転免許証は、カード表面の記載情報を目視で確認するだけで有効性や資格の有無をチェックできました。しかし、マイナ免許証では、氏名・住所・生年月日以外の重要な情報(有効期限や資格区分など)がICチップに格納され、カード表面からは確認できません。
この変化により、
 ・ICチップの内容をどうやって確認すればいいのか分からない
 ・毎日しっかり確認しようとすると時間と手間が大きくなりそう
 ・現場でのチェック漏れや、無免許運転の見逃しが増えるのでは
といった不安や課題が多くの現場で聞かれます。
特に、運転免許証の有効期限切れや資格区分の見落としは、重大な法令違反や事故リスクにつながります。「これまでのやり方が通用しなくなる」ことへの戸惑いと、現場の責任者としてのプレッシャーを感じている方も多いのではないでしょうか。

VD-3はマイナ免許証対応予定!免許証チェック機能でリスクを厳格に防止

こうした現場の課題に応えるのが、「DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)」(以下、VD-3)です。VD-3は、2026年2月にマイナ免許証に対応した新バージョンのリリースを予定しています。ICチップ情報を読み取ることでマイナ免許証の有効性を確認し、無免許運転・無資格運転・有効期限切れを防ぎ厳格なチェックを実現します。

VD-3はマイナ免許証の有効期限や運転資格区分をチェック可能なことを示す画像

暗証番号入力でICチップ情報を読み取り

・従来の運転免許証はタッチするだけ、マイナ免許証は暗証番号入力でICチップに安全にアクセスし、
 免許証の所持(携帯)や有効性を確認可能
・免許証更新期限(有効期限までの残り日数)を表示することで更新忘れを未然に防止
・有効期限切れ、もしくは有効期限が近い場合は、システムが音と色で即座に警告

VD-3のマイナ免許証チェック時の画面イメージ

アナログ業務からの解放と厳格化

・目視確認や手書き記録によるヒューマンエラーを排除
・免許証チェックと記録作成を自動化し、管理者の負担を大幅に軽減
・定期的な有効期限チェックもシステムが自動でリマインド

現場の安心感をサポート:「誰が、いつ、どの資格で運転したか」をシステムが一元管理することで、管理者もドライバーも安心して業務に集中できます。

VD-3の特長「飲酒したら乗れない仕組み」

2023年12月1日から義務化されたアルコールチェックにも、VD-3は完全対応しています。
運転免許証チェックとアルコールチェック、そして鍵の受け渡しまでを一元管理し、「運転免許証・アルコールチェックをクリアした人だけが鍵を受け取れる」仕組み(鍵ボックス連携)を実現します。

VD-3で免許証のチェックから車両の鍵の取り出しまで行えるフロー図

VD-3の導入効果

チェック漏れ・不正・ヒューマンエラーの発生防止

・運転免許証チェックやアルコールチェックを必須化し、チェックが完了しない限り鍵を取り出せない仕組みを実現し、「うっかりチェック忘れ」を防止
・各種チェックの結果は自動で記録簿に反映され、手書き作業や記録改ざんのリスクもゼロに

業務効率化と管理負担の軽減

・チェック結果は自動で記録され、点呼記録簿として帳票化もできるため、手書きやExcel入力から解放
・VD-3で日々のチェック履歴、社員の運転免許証の有効期限日数、ドライバーリストを確認できるため、管理者は一元管理で情報集約可能
・各種チェックの質や点呼の項目を統一でき、複数拠点での運用のバラつきも解消

VD-3の点呼履歴画面と点呼記録簿の画像

法令遵守・コンプライアンス強化

道路交通法改正やアルコールチェック義務化に対応しているため、改ざん不可の記録簿で監査対応も安心です。
点呼記録簿は期間指定して一括出力できるため、必要な分を任意のタイミングで用意できます。

  • 点呼履歴は400日前までさかのぼることが可能

VD-3の導入事例一覧

「運転免許証有効期限の見逃しがなくなった」「アルコールチェックと鍵連動で酒気帯び運転防止」などの評価をいただいています。社有車を運転する一般企業様、自治体様、配送事業者様に活用いただいています。

まとめ:マイナ免許証時代を乗り切るためのパッケージシステム

VD-3は、マイナ免許証対応とアルコールチェック義務化対応を両立し、現場の不安や課題に寄り添いながら、運転管理業務を効率化・厳格化するパッケージシステムです。ICチップ情報の自動判定や警告機能により、企業のコンプライアンス維持に不可欠な存在となっています。

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