微細な凹凸が未来の技術を高める、ナノインプリントソリューション

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DNPのナノインプリント技術が今、電子部品から光学製品、ライフサイエンスにまで活用の場を広げています。高精細パターン形成技術を強みとして、ナノインプリントの実用化をリードしてきたDNPは、お客さまの製品設計から量産までをワンストップで支援するソリューションを提供しています。

  • ナノインプリントは超微細な凹凸をつくり出す、印刷由来の高度な技術
  • 業界初のトータルなナノインプリント支援事業
  • 自動運転車の分野にもナノインプリント技術の応用範囲が広がっている

超微細な凹凸パターンで、最先端の技術や製品を生み出す

ナノメートル(nm)の単位は10の-9乗メートル(100万分の1ミリ)。ウイルスよりも小さいサイズです。

ナノ粒子の大きさ

髪の毛:0.1mm,スギ花粉:10μm,乳酸菌:1μm,μmの読み方はマイクロメートル,インフルエンザウイルス:100nm,タンパク質:10nm,DNA:1nm,nmの読み方はナノメートル,

ナノインプリントは、基材上の樹脂等に金型をハンコのように圧着させ、ナノメートル単位の超微細な凹凸パターンを樹脂等に転写する技術です。

ナノインプリントの原理,金型,紫外線硬化樹脂等,基材,基材上に形成された軟らかい状態の材料(紫外線硬化樹脂等)と金型を接触させ、紫外線や熱による化学反応や冷却で硬化させることにより、金型の凹凸を転写します。,

近年、電子部品だけでなく光学製品やライフサイエンスなどの分野で、これまでは不可能だと思われていた性能や機能を実現するために、ナノメートルレベルの加工を施した部品に対する需要が高まっています。

私たちDNPはこうしたニーズを先取りして、ナノインプリントに関連する技術や設備を開発し、2015年にナノインプリントソリューションの事業をスタートさせました。

nmレベルの部品製造に関するDNPの専門知識や技術、設備をお客さまに活用していただき、製品の企画から設計、開発、金型作製、転写試作、量産までのトータルな要望に応える業界初のサービスです(2016年6月時点当社調べ)。国内外から多くの問合せをいただいており、新しい技術の“種”が育ち始めています。

20nmレベルの微細な凹凸を実現

多くの企業と連携し、独自の高精細パターン形成技術でナノインプリントの実用化をリード

DNPは半導体用フォトマスク(回路原版)の製造で培ってきた高精細パターン形成技術を応用し、2000年代前半にナノインプリント関連の研究·開発に着手しました。

実績としてこれまでに、微細化が進む半導体製品に対応する20nmレベルの金型のほか、液晶テレビへの光の映り込みを防ぐ超低反射フィルムなど、常に時代の最先端を行く性能の製品を生み出してきました。

<ナノインプリントが実現する未来>自動運転車に欠かせないセンシング機器への応用

私たちは自動運転車に対するナノインプリント技術の応用を推進し、関連技術や製品·サービスの開発に力を入れています。人間に代わって運転を制御するために欠かせない高精度の光学センサーの開発に、ナノインプリント技術を応用していく計画です。

光の波長に応じたnm単位の構造体で光を自由にコントロールし、さまざまな情報を計測·数値化するセンシング技術の精度や効率を大幅に改善する特殊な光学素子の開発·量産が可能になります。

こうした高精度の光学センサーは、防犯や生体認証のほか、身ぶり手ぶりで情報端末に文字情報を入力するジェスチャー入力、スマートハウス*1などでの需要も見込まれています。

  • 1 電力などのエネルギーをより効率的に利用する仕組みなどが加えられている住宅
自動運転車に対するナノインプリント技術の応用の近未来の予想イメージ