2020年4月6日

DNPの出張授業/ワークショップ活動(2019年度実施報告)

DNPは社会貢献活動において、5つの重点テーマを掲げています。そのひとつ「次世代育成」テーマは、創業より携わる出版印刷事業とも関わりが深いこともあり、とりわけ力を入れているテーマです。

「次世代育成」テーマの柱は、子どもたちの知的好奇心を刺激し、学習への意欲を向上させることを目的とした「出張授業・ワークショップ」プログラムです。例えば、印刷の色表現のしくみを学ぶ「色の不思議」や、マルチメディア技術を活用して、新しい美術鑑賞を体験する「世界の美術で遊んじゃおう!」、世界最古の地球儀づくりを通じて文化遺産を後世に伝える大切さを学ぶ「世界最古の地球儀を作っちゃおう!」などのコンテンツを、社員が中心となり、全国の当社拠点近隣の学校や公共施設などで実施しています。

DNPでは、こうした活動は、単なる社会貢献活動にとどまらず、製品・サービスへのフィードバックや新たな開発のヒント、社員の自発性・積極性・社会的感度を育み、社員のいきいきとした働き方に寄与する活動であると考えています。 2012年からは、この「出張授業」を、次の社会を担う子どもたちが健やかに生まれ、育つことができる環境づくりに積極的に取り組むよう、厚生労働省が推進する「次世代育成支援対策推進法」の行動計画の施策の一環としても位置づけて、地域社会で展開しています。

また、これらのプログラムとは別に、DNPは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のオフィシャルパートナー<印刷サービスカテゴリー>として、開催国でのオリンピックイヤーの機運を、次世代を担う子どもたちとともに盛り上げたいと考え、競技種目の「ピクトグラム」を題材としたゲーム形式の体験型授業「ピクトチャレンジ」を新たに作り、2019年より実施を始めました。

こうしたプログラムの充実により、2019年度は、東京都、愛知県、大阪府、京都府などの学校および教育施設計18ヵ所でDNP出張授業/ワークショップを実施し、1,277名に参加いただきました。

DNPは今後も、「色の不思議」をはじめ「世界の美術で遊んじゃおう!」「世界最古の地球儀を作っちゃおう!」「ピクトチャレンジ」といったコンテンツをより広い拠点地域で展開し、子どもたちの知的好奇心を刺激する、次世代育成支援に取り組んでいきます。

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