東京都立第三商業高校2年生にビジネスアイデア授業を実施

DNPは、社会貢献活動の重点テーマのひとつに「次世代育成」を掲げ、出張授業やワークショップなどの取り組みを幅広く展開しています。その一環として、都立の商業高校の生徒を対象としたビジネス教育を2018年度から継続して実施しています。

この取り組みは、東京都が企業や地域社会と連携し、次の時代を担う商業高校生にビジネスを実地に学ぶ機会を提供するプロジェクト「商業教育コンソーシアム東京」の活動のひとつとして行われています。2020年度は、東京都立第三商業高等学校の2年生全6クラス210名を対象に、DNPの事業分野のひとつである包装事業に関連して「東京の新しいお土産を考えよう!~地域の魅力を人に伝える商品企画~」というテーマで授業を行いました。食品や飲料、日用品などのパッケージの企画開発に携わる社員が講師を務め、お土産を贈る相手の設定から、商品とそのパッケージの開発、販売に至るまでの企画づくりを半年間にわたってサポートしました。


2020年9月の初回の授業は、新型コロナウイルスの感染防止のため、2年生6クラスをTeams会議で結び、企画の概要を説明しました。

2021年2月には、半年にわたる学習の集大成として、各クラスの代表チームによる校内発表会が行われました。新型コロナウイルスの感染を防止するため、事前審査を通過した代表チームのみが参加し、それぞれの企画の優れた点にあわせて、優勝・準優勝のほか、コンセプト優秀賞、プロモーション優秀賞、パッケージデザイン優秀賞、商品アイデア優秀賞の各賞を授業を行ったDNPのメンバーで選定しました。優勝したチームは、「都内の観光地に観光客を呼び戻す」という課題設定のもと、海外からの旅行客にターゲットを絞ったお土産を企画しました。商品購入時に5円玉のお釣りが出るように値段を設定し、そのお釣りを「お賽銭」として使ってもらうことで、日本の文化に理解を深めていただくというアイデアで、伝統工芸品の「江戸提灯」をモチーフとしたデザインや「幸せを返すサイダー」というネーミングなど、一貫したコンセプトによる素晴らしい企画が完成しました。また、そのほかの企画もとてもレベルが高く、全て実際に商品化できそうな内容でした。

DNPはこれからも、次の時代を担う子どもたちの教育支援をはじめ、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいきます。

2021年2月、クラス代表の生徒による発表会の様子。ターゲットユーザーである「ペルソナ」の設定がよく考えられており、完成度の高い発表でした。