2021年12月10日

AI活用の子ども向け知育サービス「おとるーぺ」をクラウドファンディングに出品

本にかざすと文字や図版の内容を音で伝える「魔法の虫めがね」を活用したサービスのテストマーケティングに

大日本印刷株式会社(DNP)は、AI(人工知能)を活用して子どもたちに「知ることの楽しさ」を伝え、興味・関心を育む「魔法の虫めがね」の本格的な開発に向けて、クラウドファンディングベンダー大手のMAKUAKEにて、クラウドファンディングを実施します。


「魔法の虫めがね」は、AIを搭載した専用の「虫めがね」を本などにかざすと、印刷された文字・絵・写真・イラストなどをAIが認識し、その内容を音で伝える「魔法のような」情報機器です。今回クラウドファンディングの対象とする「おとるーぺ」は、この「魔法の虫めがね」を活用した子ども向けの知育サービスで、主に以下の機能を提供します。

【「魔法の虫めがね」を活用した知育サービス「おとるーぺ」の特長】

○「虫めがね」で絵本などを覗くと、文字や場面を認識して、最適な朗読音声やBGMを再生します。

○「虫めがね」で覗いたモノを認識して、最適な効果音や説明文を再生します。

○子どもが調べた図鑑などの写真やAIの認識内容を保存し、親がスマートフォンアプリで参照できます。

○子どもが利用した履歴のデータから、子どもの興味関心を分析します。

【クラウドファンディング実施の狙いと概要】

DNPはデジタルトランスフォーメーション(DX)をメガトレンドのひとつと位置づけ、多様な事業領域で、AIやクラウド環境等を活かした新たなビジネスモデルの構築、新しい価値の提供に努めています。また、社会や人々が求める製品・サービスをできるだけ早くリリースするため、エンジニア自身が価値の創出・提供をいち早く行い、フィードバックを通じて改善していく、継続的なアジャイル開発と実証実験を行っています。今回、より多くのユーザーの意見をより効果的に素早く本サービスに反映するため、クラウドファンディングを通じたテストマーケティングを実施します。

■概要: 「魔法の虫めがね」を活用した知育サービス「おとるーぺ」の開発・提供にご賛同いただける生活者の方は、「応援購入する」ことができます。

〇実施期間 : 2021年12月16日から2022年3月15日

○税込価格 :「魔法の虫めがね」本体と知育サービス「おとるーぺ」のクラウド利用料

3カ月分で12,800円

〇目標金額 : 3,000,000円

○MAKUAKEの該当ページのURL : https://www.makuake.com/project/dnp/ 

*プロジェクト公開(2021年12月16日(木)10時予定)後、閲覧可能です。

【今後の展開】

DNPは製品・サービスの企画・設計・デザインから実際の開発・提供・運用まで実現できるDX人材の育成やチームづくりを推進し、人々の身近に常に存在する価値として、「未来のあたりまえ」となる製品・サービスの開発・提供に取り組んでいます。こうした取り組みのなかから、「魔法の虫めがね」と「おとるーぺ」も創出されました。また、「データ流通関連」「IoT・次世代通信関連」などの注力事業を推進するなかで、長年培ってきた出版業界との関係を活かしたサービスの開発や教育分野への展開にも力を入れています。DNPは、今後もクラウドファンディングや実証実験などを継続的に展開し、社会や人々のニーズに寄り添った製品・サービスの開発を加速させていきます。また、「魔法の虫めがね」を活用した新しいサービスの創出に向けて、共創パートナーを募り、事業化を推進します。

*1 AIを活用して絵本から音が飛び出してくる「魔法のような虫めがね」のデモ機を開発 :
2020年12月2日リリース https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158928_1587.html
*2 AIを活かし絵本から音が飛び出す「魔法のような虫めがね」のプロトタイプ開発 :
2021年6月24日リリース https://www.dnp.co.jp/news/detail/10161014_1587.html
「魔法の虫めがね」の詳細はこちら:https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/10161649_1567.html
※トピックスに記載された内容は発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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