2014年10月1日

DNPアートコミュニケーションズ
神戸市立博物館の所蔵作品の画像データ貸出サービスを開始

大日本印刷株式会社(DNP)の100%子会社で美術関連のコンテンツビジネスを行う株式会社DNPアートコミュニケーションズは、神戸市立博物館(所在地:兵庫県神戸市)の所蔵作品の画像データ貸出サービスを10月1日に開始します。

神戸市立博物館は、1982年に神戸市立南蛮美術館と神戸市立考古館を統合し、新しい人文系の博物館として開館しました。神戸が古くからの国際港湾都市として、諸外国との文化交流の窓口の役割を果たしてきたことをふまえて、「国際文化交流-東西文化の接触と変容」を基本テーマとして活動しています。その所蔵品は、国宝・桜ヶ丘銅鐸(どうたく)・銅戈(どうか)をはじめとする考古・歴史資料、南蛮紅毛美術のほか、古地図資料の3分野から構成され、神戸の歴史だけにとどまらず、東西文化交流に関する資料の収集・保存に努めています。

【サービス開始の背景】

DNPアートコミュニケーションズは、国内外の美術館が所蔵する作品の画像データの貸出や権利処理、コンサルティングなどの業務を行っています。これまでに、イギリスの大英博物館やテート美術館、フランスのルーヴル美術館やオルセー美術館、アメリカのボストン美術館やフィラデルフィア美術館、ドイツのベルリン美術館、オーストリアのウィーン美術史美術館、日本の東京国立博物館、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、東京都江戸東京博物館、徳川美術館、静嘉堂文庫美術館など、国内外の76の美術館・博物館の所蔵する約8万点の作品の画像データを取り扱ってきました。

今回、神戸市立博物館の所蔵作品の画像を加えることで、画像データ貸出サービスの一層の充実を図ります。

【サービスの内容】

  • 神戸市立博物館が所蔵する代表的な作品、約200点の高精細なデジタル画像データを貸し出します。貸出画像数は、利用者の要望に基づいて随時増やしていきます。
  • 利用者は、DNPアートコミュニケーションズのウェブサイト「Image Archives(イメージアーカイブ)」で、使用したい作品の画像貸出の申し込みができます。受取は、サイトからのダウンロードか、CD-Rでの送付を選択できます。
  • 作品は、作品名・作者・年代・キーワード(人物、季節等)の項目で検索できます。
  • 画像データは、出版物(書籍、雑誌、教科書、教材等)、TV番組・ビデオ・DVDなどの映像、デジタル商品(電子書籍等)のほか、広告や商品などに利用できます。
  • 画像利用料は、利用する用途および数量やサイズによって異なります。ウェブサイト「ImageArchives」の「DNPイメージアーカイブ画像貸出利用料金表」をご覧ください。

*Image ArchivesのURL : http://search.dnparchives.com/

【今後の展開】

DNPアートコミュニケーションズは、利用者の要望に応じて取り扱い作品数を増やしていくとともに、国内外の美術館や博物館の提携先を拡げ、美術と歴史の専門フォトライブラリーとしてコンテンツを充実させていきます。また、利用者の利便性を向上するため、美術作品に関わる権利処理業務やコンサルティング業務を拡充していきます。

 
株式会社DNPアートコミュニケーションズ   : 本社:東京 社長:伊藤豊 資本金:3億円
大日本印刷株式会社  : 本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円
 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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