印刷物・音・ビーコンからコンテンツへ誘導する情報配信サービスを提供開始

チラシや店内放送などの多様な情報メディアを連動させたO2Oプロモーションを実現

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、画像の電子透かし技術を活用してスマートフォンへコンテンツを配信するアプリ「QUEMA(キューマ:QUickand Easy Media Access) for Smartphone」に、音のデータに埋め込まれた電子透かしを読み取る機能と、データ発信機“ビーコン”の電波を受信する機能を追加し、2月17日にAppStoreで配信を開始します。本機能を追加したAndroid版アプリについては、2015年5月頃に配信予定です。

【機能追加の背景】

DNPは、電子透かしが埋め込まれた印刷物をスマートフォンのカメラで撮影すると、アプリが電子透かしを認識して印刷物に関連するコンテンツを配信するサービス「QUEMA」を2011年より提供しています。2012年からは、本サービスの汎用的なアプリとしてQUEMAfor Smartphoneを提供しています。音のデータに埋め込まれた電子透かしを読み取る機能は2014年に開発し、企業のニーズに合わせて開発しているアプリにこの機能を組み込んで提供してきました。今回、この音の電子透かしを読み取る機能と、ビーコンの電波を受信する機能をQUEMAfor Smartphoneに追加し、利便性を向上しました。

【「DNP多メディアを認識する情報配信アプリ QUEMA for Smartphone」の概要】

QUEMAを利用する企業は、企業独自のアプリを開発して生活者向けサービスを行うこともできますが、汎用アプリを利用すれば、アプリ開発のリードタイム削減とコストの低減を実現できます。今回、印刷物だけでなく音やビーコンの活用も可能になったため、生活者はこれらの情報メディアに接したその場でコンテンツへアクセスできるようになり、これまでより詳細情報が取得しやすくなりました。企業は、多様な情報メディアを連動させたO2O(Onlineto Offline)プロモーションを実現するとともに、生活者が利用した情報メディアやコンテンツなどを分析し、マーケティング施策の改善につなげることができます。

DNPは、印刷物やコンテンツなどの制作、キャンペーンの企画や事務局運営などのBPO(BusinessProcess Outsourcing)、アクセスログの分析による改善策の提案などを組み合わせて、トータルに企業のO2Oプロモーションを支援します。

新アプリは以下の機能を持っています。

1.  音の電子透かしを読み取ってコンテンツを配信(新機能)

テレビやラジオ、デジタルサイネージ(電子看板)、店内放送などで流す音源データに電子透かしのデータを埋め込んでおきます。スマートフォンがその音を感知すると、埋め込まれた電子透かしを読み取り、コンテンツを配信します。音が届く範囲であれば、同時に多数の生活者にコンテンツを配信できます。

2.  ビーコンの電波を受信してコンテンツを配信(新機能)

施設・店舗内などに設置されたビーコンに近づくと、スマートフォンがビーコンの電波をBluetooth機能で自動的に受信して、コンテンツを配信します。生活者がスマートフォンをビーコンに「かざす」動作は不要です。生活者がいる場所に合わせて最適な情報を配信できます。

3.  印刷物の電子透かしを読み取ってコンテンツを配信

雑誌やチラシの写真やイラストなどの印刷データに電子透かしを埋め込んでおき、スマートフォンのカメラで印刷物を撮影すると、コンテンツを配信します。

【価格と売上目標】

DNPは、QUEMAおよび関連サービスにより、2016年度までの3年間累計で5億円の売上を見込んでいます。

 
*AndroidはGoogle Inc.の商標または登録商標です。
*App StoreはApple Inc.の商標または登録商標です。
*QUEMAは大日本印刷株式会社の登録商標です。
*QUEMAは、株式会社MONIC(本社:東京都渋谷区 代表取締役:物袋良雄)と、米DigimarcCorporation(NASDAQ:DMRC 本社:米国オレゴン州 CEO: BRUCE DAVIS)の電子透かし技術を採用しています。
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