2015年6月24日

図書館でデジタル絵本を閲覧できるサービスを提供

「DNPデジタルえほんサービス」の絵本コンテンツに図書館用コンテンツを追加

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、ショールームなどのキッズコーナーなどで子供の知的好奇心を育む絵本のデジタルコンテンツの活用を支援する「DNPデジタルえほんサービス」を提供しています。このたび、既存のコンテンツである「おはなし」「まなび」「あそび」の各ジャンルの絵本コンテンツのラインアップに、図書館専用の絵本コンテンツを加え、図書館向けに販売します。

【図書館向け「DNPデジタルえほんサービス」提供の背景】

近年、図書館の利用者へのサービス向上を図るために、新館開設や改装の際にタブレット端末などのデジタル機器を導入して、電子書籍の閲読をできるようにする事例が増えてきています。デジタル絵本は、タブレット端末などでインタラクティブ(双方向)な操作や動画・音声の再生などができるコンテンツで、子供たちに新たな絵本の楽しみ方を体験させ、絵本への興味を喚起するツールとして注目されています。

今回DNPは、「DNPデジタルえほんサービス」で通常提供しているコンテンツに、図書館向け専用の絵本10タイトルを追加し、図書館内で閲覧する機会を提供します。また、デジタル絵本を楽しむ空間作りや、提供コンテンツに関連したイベントやワークショップの開催も支援していきます。

【図書館向け「DNPデジタルえほんサービス」について】

  • 本サービスは、子供の年齢や興味に合わせ、「おはなし」「まなび」「あそび」の各ジャンルのデジタル絵本を10タイトルごとにパッケージ化し組み合わせ、タブレット端末に収録して提供します。
  • これまで販売していた3つのパッケージに、今回、図書館専用の10タイトルをまとめた新たなパッケージを追加しました。
  • 本棚のような画面デザインのため、小さな子供も、紙の本を手に取るように直感的に操作できます。
  • 著作権処理済のコンテンツのため安心して利用できます。
  • デジタルえほん以外のアプリをタブレット端末で使用できないように制御する、誤動作防止機能がついています。
  • 目にやさしい「DNPオリジナルタブレット端末」を使用することも可能です。
※ “色味”の再現性にこだわったIROMI®エンジン搭載のDNPオリジナルタブレット端末
詳細についてはこちらをご覧ください。 https://dnp-smartsignage.jp/index.html

【今後の展開】

本年6月13日から7月3日まで札幌市中央図書館で「DNPデジタルえほんサービス」の実証実験を行っています。この実験を通して図書館での利用に必要な機能・サービスを抽出し、その結果を今後の開発に役立てていきます。

DNPは、2016年度までに図書館10館への当サービス導入を目指します。

なお当サービスを、7月1日(水)~4日(土)に東京ビッグサイトで開催される「第22回東京国際ブックフェア」のDNPブースに出展します。展示コーナーでは、DNPが開発した「知能コミュニケーションプラットフォーム」を活用したロボットによる絵本の読み聞かせも行います。DNPはこの展示会で、『知を育む。知を紡ぐ。知を伝える。』をテーマに、本を愛するすべての方にとって「未来のあたりまえ」となる豊かな読書体験を実現する取り組みを紹介します。

 

※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

 

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