2016年9月15日

世界的に権威のある社会的責任投資指標「DJSI AsiaPacific」の構成銘柄に選定

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、世界的に権威のある社会的責任投資(SRI)*指標の一つ「DowJones Sustainability Indices」(DJSI)の AsiaPacificの構成銘柄に選ばれました。

*社会的責任投資(SRI=Socially Responsible Investment) : 企業の財務分析に加えて、CSRの取り組みを評価の基準に組み込んだ投資手法

【DJSI AsiaPacificによるDNPの評価について】

「DJSI 」は、1999年に米国の指標提供会社・S&P Dow Jones Indices社と、スイスのSRI格付評価会社・RobecoSAM社が共同で開発した株式指標です。DJSIAsiaPacificは、アジア太平洋地域の大企業約600社を対象に、「経済」「環境」「社会」の側面で持続可能性についての評価を行い、上位企業を銘柄として選定するものです。2016年度は、146社(うち日本企業68社)が選ばれました。

今回DNPは、59の産業分野(Industry)のうち、所属する“Commercial Services& Supplies” Industryにおいて、「環境」面で最高評価を得たほか、サプライチェーン全体での責任ある調達に向けた活動の強化や、人権・労働に関するリスク・課題の把握など、グローバルな社会課題への取組みが評価され、構成銘柄として選定されました。

【DNPが世界の6つのSRI指標で選定】

DNPは「DJSI AsiaPacific」のほか、「FTSE4Good Global」(イギリス)、「CDPThe Climate A List 2015」(イギリス)、「MSCI Global Sustainability Indexes」(アメリカ)、「ETHIBELInvestment Register」(ベルギー)、「モーニングスター社会的責任投資株価指数」(日本)の世界の6つのSRI指標の構成銘柄にも選定されています。これは、社会課題を解決する“新しい価値”の提供に取り組み、自社だけでなく社会の持続可能な発展につながる事業を展開する企業として、国内外から高い評価を受けたものです。

【企業の社会的責任(CSR)を果たすDNPの活動】

DNPはいま、「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「住まいとモビリティ」「環境とエネルギー」を成長領域と位置づけ、新しい価値の創出に取り組んでいます。例えば、「環境とエネルギー」の領域では、経済的な発展と地球環境の保全を両立させる持続可能な社会の実現に向けて、多様な製品・サービスの開発を進めています。窓からの光を天井などに効果的に反射・拡散させて室内を明るくする「DNP採光フィルム」はその一例です。また、高いシェアを占めるリチウムイオン電池用バッテリーパウチの拡販に努めるほか、省資源や省エネ、生物多様性の保全などにつながる環境配慮製品・サービスの開発にも注力していきます。

DNPは企業として果たすべき責任(CSR)として、1 社会の発展に寄与する「価値の創造」、2 その価値創造のプロセスを公正・公平に行う「誠実な行動」、3 そして社会に対して説明責任を果たす「高い透明性」の3つを明確にして、その遂行に努めています。

DNPはこれからも、あらゆるステークホルダーから常に信頼される企業であり続けることを目指し、継続的に改善を図りながら、企業としての成長と持続可能な社会の発展に貢献していきます。

 

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