2016年9月20日

大日本印刷とジェムアルト Appleのスマートフォン向け決済Apple Payに対応したクラウドサービスを提供

トークナイゼーション機能でよりセキュアな非接触決済を実現し、大手カード会社で採用

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、オランダのGemaltoN.V.(以下:ジェムアルト)と共同で、10月下旬に日本でサービスが開始される、Appleのスマートフォン向け決済(ApplePay)に対応したクラウド型決済サービスの提供を開始します。

本サービスは、クレジットカード会社向けにクラウド型サービスとして提供するもので、クレジットカード番号をダミー番号に置き換えるトークナイゼーション機能を有しており、スマートフォンでよりセキュリティ性の高い決済を実現します。すでに大手クレジットカード会社が本サービスの採用を決定し、ApplePayへの参加を表明しています。

【サービス開始の背景】

2013年にアメリカでサービスが始まったApple Payは、クレジットカードやプリペイドカード、デビットカードの機能を、生活者のスマートフォンにネットワーク経由で追加することで、カード加盟店等でのiPhone、AppleWatchを使った非接触決済やネット通販の決済を可能とするサービスです。日本で多くのシェアを占めるiPhoneにおいて、国内の非接触決済で主流のFeliCaにも対応したApplePayのサービス開始により、スマートフォン決済の普及が進むと予測されています。

DNPは、金融機関等に向けたNFC対応スマートフォンのカード発行サービスに加え、2012年から、スマートフォンでの決済関連サービスを一元管理する「モバイルWalletサービス」を提供しています。2015年には、デジタルセキュリティ分野の世界的リーダーのひとつであるジェムアルトと業務提携し、NFC搭載スマートフォン等にモバイル決済サービスの機能をネットワーク経由で追加するクラウドサービス「DNPスマートデバイス向けクラウドペイメントサービス」を提供しています。このサービスに今回、ジェムアルトと共同でApplePayに対応したクラウド型決済サービスの機能を追加し、提供を開始します。

【Apple Payに対応した「DNPスマートデバイス向けクラウドペイメントサービス」について】

1.  Apple Payのスマートフォン決済に必要な機能やシステムをクレジットカード会社にクラウド型サービスで提供します。

2.  モバイル決済の主流となりつつあるトークナイゼーション機能をDNPのデータセンターで運用し、よりセキュリティ性の高い決済サービスを提供します。

3.  JCBのQUICPayやNTTドコモのiDといったFeliCaを基盤とする決済サービス、MasterCardのMasterCardContactless等のEMV決済サービスに対応しており、複数ブランドのカード発行と決済が可能です。

※FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触ICカード技術方式です。
※FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。
※その他、記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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