2016年9月30日

「DNP植物由来包材 バイオマテック(R)」でエコマーク認定を取得

自社製品の包装材のエコマーク認定取得を目指す企業の認定作業を簡略化

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)が開発した植物由来原料を一部に使用し、石油の使用量を削減した「DNP植物由来包材バイオマテック®」シリーズのうち「バイオマテックPE(ポリエチレン)フィルム」を使用した販売促進用の包材サンプルが、エコマーク®認定を取得しました。

なお、DNPは今年度中に「バイオマテックPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム」でも同様の認定を取得する予定です。

【DNPの植物由来包材とエコマーク認定取得について】

DNPは、環境負荷が低く持続可能性に配慮した多様な包装材の開発に注力しており、2010年には植物由来原料を一部に使用した「バイオマテックPEフィルム」を、2012年には「バイオマテック PETフィルム」を世界に先駆けて開発しました。

これらの製品は、石油の代わりに、サトウキビから砂糖を精製した際の副産物(廃糖蜜)や、とうもろこしなど植物由来の原料を一部に使用することで、石油の使用量を削減しています。また、植物は生育する過程で二酸化炭素(CO2)を空気中から取り込んでいるため、石油由来のプラスチックフィルムと比べて、温室効果ガスを製品のライフサイクル全体で削減できます。

エコマークは、さまざまな製品・サービスのうち、原材料調達から、生産、廃棄までのライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められ、基準を満たした商品につけられる“環境ラベル”です。エコマークを表示すれば、環境に配慮した商品であることを生活者にアピールすることができます。

今回DNPは、「DNP植物由来包材 バイオマテック」シリーズのうち「バイオマテックPEフィルム」を使用した販売促進用の包材サンプルでエコマーク認定を取得しました。「バイオマテックPEフィルム」を使用する企業は、自社製品の包装材でエコマーク認定を取得する際の認定作業を簡略化することができます。

*エコマーク認定の取得には、バイオベース合成ポリマー含有率がプラスチック成型品の場合で25%以上、ラミネート包装材の場合で10%以上が必要となります。

【今後の展開】

DNPは、「DNP植物由来包材 バイオマテック」シリーズで、2017年度で30億円の売上を目指します。

なお、本年10月4日(火)~7日(金)に東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK2016(2016東京国際包装展)」のDNPブースに、「DNP植物由来包材バイオマテック」を出展します。

 
※バイオマテックは、大日本印刷株式会社の登録商標です。
※エコマークは、公益財団法人日本環境協会の登録商標です。
 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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