2016年3月29日

大日本印刷と放送大学 日本マイクロソフト協力のもとデジタルテスト学習管理システムの実証研究を開始

杉並区等の学校で実施するタブレット端末を使った実証の結果をもとに学習データの活用法を研究

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)と放送大学中川一史教授は、学校で日々行われる小テストをデジタル化し、解答結果の集計・分析を容易にすることで教師の個別指導を支援する学習管理システムの実証研究を、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京代表執行役 社長:樋口泰行)の協力のもと、杉並区ほかの複数の学校で開始します。

【実証研究について】

実証では、東京都杉並区ほかの複数の学校において、授業内で日々行われる小テストをタブレット端末で行います。小テストのコンテンツには、これまでは手書きで解答していた「東京ベーシック・ドリル」(東京都教育委員会発行)を、タブレット端末で解答できるようにデジタル化したものを用います。児童がタブレット端末で解答すると、自動で採点され、結果はデータで確認できます。蓄積される日々の小テストのデータから、年に数回の定期テストでは発見できなかった弱点・傾向を個人やクラス単位で日常的に把握することができます。今後、学習結果をもとに、児童一人ひとりに合った教材をシステムが自動的に提示することで、個別学習の効果を高める実証も計画しています。

今回行う実証では、児童が記述する過程のデータもすべて取得し、中川一史教授チームと共同で、データを解析していきます。児童が記述した内容や時間など、すべての学習過程を分析し、児童の努力やつまずきの過程を可視化します。

DNPと中川一史教授チームは、本実証の結果をもとに、学習データを活用した、新たな指導のあり方や児童の成長の見とり方などを研究していく予定です。

【デジタルテスト学習管理システムの概要】

本実証では、DNPが開発したデジタルテスト学習管理システムを利用します。本システムは、小テストを、タブレット端末で解答できるようデジタル化したシステムで、図形描画などの記述式問題にも対応しています。児童がタブレット端末で解答した結果は、一部の問題形式を除き自動採点され、結果がデータ集計されます。従来の紙での採点に比べ、多くの学校業務に追われ、多忙な教師の点数入力・集計作業などの業務負荷の軽減が見込まれます。集計された結果は個人やクラス単位でグラフにし可視化したり、児童の学習状況を文章化することで、児童の弱点や傾向を教師が容易に把握できます。これにより、教師の経験や感覚などを活かした従来の指導に加えて、データに基づく指導が可能となります。また、データを提示することで、保護者への説明が容易になると見込まれます。さらに、テストに単元や問題の難易度の情報を設定しておくことで、テストの結果をもとに、児童一人ひとりにあった教材をシステムが自動的に提示し、個別学習を容易に行えるようになります。

* DNPデジタルテストシステム「Answer Box Creator」の詳細は商品紹介ページをご覧ください。

* 関連ニュースリリースもご参照ください。

2015年2月5日「日本マイクロソフトと連携して、学校の授業で使用するテストをタブレット端末で解答・採点できるデジタルテストシステムを開発」

2015年6月1日「大日本印刷と日本マイクロソフト 全国の小中学校で膨大な量の小テストをデジタル化するプロジェクトを開始」

 
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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