2023年4月11日

「東京グレートサンタラン2022」で使用した紙容器をノートにリサイクルして 闘病中の子どもたちにプレゼント

“容器を洗う”体験を通して生活者が資源循環に参加、環境配慮への意識を醸成

大日本印刷株式会社(DNP)は、持続可能な循環型社会の実現を目指す取り組みの一つとして、2022年12月3日(土)に行われた「東京グレートサンタラン2022」*1の会場でドリンクを来場者に提供し、来場者自身が飲んだ後の紙カップを洗浄して回収する“参加型エコアクション”を実施しました。この時に回収した紙カップを資源として再生し、それを材料の一部としてオリジナルノートを作成して、今回、榊󠄀原記念病院、聖マリアンナ医科大学病院、慶應義塾大学病院で闘病中の子どもたちにプレゼントしました。

実施したエコアクションについて

  • チャリティーイベントである「東京グレートサンタラン2022」の会場で、甘酒チョコレートドリンクを「DNP環境配慮パッケージング GREEN PACKAGING®」*2の紙容器で提供しました。来場者自身が飲んだ後の容器を洗浄機(東罐興業株式会社提供)で洗浄し、回収に協力していただきました。
  • 使用済み容器を生活者が洗浄してから回収することは、リサイクル促進の大切な要素ですが、洗浄の手間などによって十分には浸透していません。この課題に対して今回、使用済み紙カップをノートにリサイクルして、闘病中の子どもたちにプレゼントするという動機付けをすることで、生活者自身の具体的な行動につなげていきます。また、環境配慮やチャリティー活動に参加した実感を持っていただくことにより、そうした活動への意識を醸成することを目指しました。
  • 提供したドリンク600杯に対して、96%のカップを回収しました。回収した紙カップは、ダイワグループ(大和板紙株式会社、株式会社環境デザイン)の協力のもとで資源として再生し、それを材料の一部としてA4サイズのノート合計96冊を作成しました。ノートは、東京グレートサンタランの事務局を通じて、闘病中の子どもたちにプレゼントしました。
  • ノートをプレゼントした子どもたちやその家族から、「院内の環境でも子どもたちが資源の再利用やSDGsについて考える機会ができて良かった」「紙カップがきれいなノートに変身していてびっくりした」「学校でSDGsについて習ったばかりだったので、その具体的な活動を知ることができた」といったコメントをいただきました。
 <エコアクションからノートをプレゼントするまでの流れ>

 

■環境に対するDNPの取り組みについて 

DNPは常に事業活動と地球環境との共生を考え、その実現に向けた取り組みを推進しています。近年は特に、企業活動に対する環境配慮や持続可能性の向上への期待と要請が高まっており、2020年3月には「DNPグループ環境ビジョン2050」を策定しました。また2022年10月には、「DNP GREEN PARTNER™」*3を立ち上げ、環境問題の解決に取り組む企業に伴走して、その活動を総合的に支援するほか、生活者の環境への意識・行動変容を促す企画なども実施していきます。

今後もDNPは、持続可能なより良い社会、より心豊かな暮らしの実現に向けて、環境に配慮した製品・サービスの価値の向上に努め、すべての業種・業界等のステークホルダーとともに、さまざまな取り組みを推進していきます。


*1 DNPは「東京グレートサンタラン2022」にプラチナスポンサーとして協賛 → https://www.dnp.co.jp/news/detail/20168635_1587.html

*2 「GREEN PACKAGING」について → https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1190186_1567.html

*3 「DNP GREEN PARTNER」について → https://www.dnp.co.jp/biz/theme/dgp_biz/




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