言葉に込めた思いを読み取り、フォントを 自動変換する「DNP感情表現フォントシステム」

  • 印刷
  • フォント

雑誌やマンガ、広告や商品パッケージなどの印象を大きく左右する要素って何でしょう? 例えば、写真やイラスト、キャッチコピーやレイアウト…… そして、“フォント”です。 DNPは“フォント”に注目し、言葉に込めた思いを形にして表現できる「DNP感情表現フォントシステム」を開発しました。 今回は、DNPのオリジナルキャラクター、活じいとトンボちゃんが、このシステムの特徴を教えてくれます。

  • トンボちゃん・活じいが教える「DNP感情表現フォントシステム」の面白さ!
  • 会社での日常会話を例に、どう表現できるか見てみよう!

登場人物紹介

活じい…金属活字じいさん。活字としてのキャリアは142年。長い経験で培われてきたDNPグループに関する豊富な知識で、いろいろなことを教えてくれる生き字引的な存在。

トンボちゃん…印刷物の見当合わせトンボから生まれたキャラクター。きっちりした性格で、曲がったことが大嫌い。細かな気遣いで活じいをサポートします。

  • 【印刷用語:見当合わせ】
    見当とは、多色印刷において各色版の重ね合せる際の位置精度のこと。版面にトンボといわれるレジスターマークを入れて、見当を合わせるようにしている。

フォントで感情を伝えてみよう。

やぁトンボちゃん。突然だが、わしが注目しておる「DNP感情表現フォントシステム」を知っておるか?

こんにちは、活じい。「DNP感情表現フォントシステム」は初めて聞いたわ。

これは、DNPが長年にわたる書体開発で培った技術やコンテンツ制作のノウハウを活かして開発したもので、文章に合わせてフォントを自動変換してくれるシステムじゃ。

フォントを変換ですか……。それってどんな意味があるんですか?

フフフ。無味乾燥なデジタルのテキストに、書き手の「気持ち」を乗せることができるのじゃ! ちょっと見てごらんなさい。印象がまったく違うじゃろ。


たしかに! Aは素朴な印象だし、Bは熱血な印象、Cは高貴な印象だわ!

「気持ち」がより伝わるようになるじゃろう? このシステムは、言葉や絵文字に込められた感情を12種類に分類してくれるのじゃ。


12種類も!? 「喜怒哀楽」よりも細かく感情を見分けられるのね!

しかもリアルタイムでテキストを解析してくれるから、その場ですぐ変換できる優れものなのだ。今後はAIで、変換精度を向上させていくそうじゃ。



すごいわ! 感情を読み取りながら、普段使っている仮名漢字変換と同じようにフォントまで変換できるなんて。

そうじゃろう? では実際の会話をイメージし、使ってみようではないか。

シーン1:先輩と後輩の会話

〈一般的なメッセージ〉

〈DNP感情表現フォントシステムを活用したメッセージ〉

このようにフォントが変わるだけで、発信する人の気持ちが伝わりやすくなるじゃろう?

う〜ん。そうですね。1つ目の文のフォントだと、悩んでいる感じが伝わりますし、最後の文の「ステキ!」はキラキラした感じが出ているわ。

そうじゃろう!? フォントで感情を表現することで、ぐっと気持ちが伝えられるじゃ。

続いては、ランチに行こうとする女性会社員同士で使うとどうなるかを見てみよう。

シーン2:女性社員の会話

〈一般的なメッセージ〉

〈DNP感情表現フォントシステムを活用したメッセージ〉

「寿司」には毛筆風のフォントが使われておるぞ!「天ぷら」にはDNPの伝統、秀英体フォントじゃ。面白いじゃろう!?

そうね!フォントを変えるだけでイタリアンの感じも伝わりますね。そういえば、さっきの先輩の「1up」(成長の意)はゲームの文字みたいで、言葉のイメージも伝わってきますね。

これが「DNP感情表現フォントシステム」の力じゃ!これを使えば、たくさんのフォントを自動で使え、幅広い感情を表現できるのじゃ!もちろん自分でフォントを選ぶこともできるぞ。

絵文字やスタンプもいいけど、フォント自体が変わるとこんなにインパクトがあるなんて! 私も自分の感情をテキストに乗せてみたくなりました。

そうじゃろ! 早く実用化されてほしいシステムじゃな。

日テレNEWS24のネット視聴対応型ニュース番組「the SOCIAL」で、秀英体開発グループが開発している「DNP感情表現フォントシステム」が紹介されました。
動画はニュースサイト「日テレNEWS24」でご覧いただけます。
http://www.news24.jp/articles/2018/10/11/07406497.html