2016年5月30日
◆◇◆DNPからのお知らせ◆◇◆大日本印刷 シンポジウム「高精細デジタルアーカイブと文化遺産の未来」を京都で開催 ―DNPミュージアムラボ「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」関連企画― 6月2日(木)京都文化博物館
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、6月2日、シンポジウム「高精細デジタルアーカイブと文化遺産の未来―DNPミュージアムラボ『フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展』関連企画―」を京都文化博物館で開催します。
DNPは2015年、世界三大コレクションとされるフランス国立図書館(BnF)*1所蔵の地球儀・天球儀を、独自に開発した「DNPの高精細3Dデジタルアーカイブシステム」*2で3Dデジタル化しました。その超高精細データを活用した新しい鑑賞方法を体験できる展覧会*3を現在、東京・五反田で開催しています(後期2016年6月3日~9月4日)。
当シンポジウムでは、BnFとのデジタルアーカイブへの取り組みを紹介するとともに、有形・無形の文化遺産の宝庫である京都において、未来へ継承する文化遺産とデジタルアーカイブが果たす役割と意義について考えます。
【シンポジウム「高精細デジタルアーカイブと文化遺産の未来」プログラム】
■ご挨拶 大日本印刷 常務取締役 北島元治 |
■報告 BnF×DNP 3Dデジタル化プロジェクトと「体感する地球儀・天球儀展」における公開の手法 |
大日本印刷 出版メディア事業部グローバルソリューション開発部長 高梨 浩志 |
DNPアートコミュニケーションズ ソリューション開発部長 舛本 美和 |
■講演 BnFのデジタル化に向けた取組み *逐次通訳付き |
フランス国立図書館 地図部門 学芸員 クレール・シュメル |
■特別講演 京都における天球儀「縮象儀」とデジタルアーカイブ |
龍谷大学古典籍デジタルアーカイブ研究センター長 岡田 至弘 |
■パネルディスカッション 次世代へつなぐ ―高精細デジタルアーカイブと文化遺産― |
京都工芸繊維大学教授、美術工芸資料館館長 並木誠士 |
龍谷大学古典籍デジタルアーカイブ研究センター長 岡田至弘 |
歴史・放送作家、京都ジャーナリズム歴史文化研究所代表 丘眞奈美 |
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【開催概要】
■日時 : 2016年6月2日(木)16時~18時40分(開場15時30分)
■場所 : 京都文化博物館 別館ホール 京都市中京区三条高倉 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」下車
■定員 : 先着200名(無料、事前予約制)
*申込みはこちら http://www.museumlab.jp/bnf/exhibition/artwork03.html
主催:DNP大日本印刷、DNP京都太秦文化遺産ギャラリー 共催:フランス国立図書館(BnF)協力:公益財団法人DNP文化振興財団 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
*1 フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France:通称BnF): 14世紀に王立図書館として創設。書籍や写真、地図やコイン、マルチメディアなど、約4000万点の資料を収集・所蔵・公開する世界屈指の図書館です。デジタル化にも先駆的に取り組み、電子図書館ガリカ(Gallica)では300万点以上の所蔵品データを公開しています。
*2 DNPの高精細3Dデジタルアーカイブシステム : DNPが長年のデジタルアーカイブへの取り組みで培った高精細デジタル撮影ノウハウを活かし、カラーマネジメントを考慮して開発した新しい手法の3Dデジタルアーカイブシステム。美術館・博物館の作品や文化財、図書館の貴重資料などの保存や継承のためにデジタルアーカイブ化する際、立体的な形状をもつ対象に対して、2Dの情報を記録以外に3次元の立体形状を含めて高精細に記録する。(詳細は、https://www.dnp.co.jp/news/detail/1188106_1587.html)
*3 DNPミュージアムラボ「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」: データの公開方法のひとつとして、BnF所蔵の地球儀・天球儀のなかから10点を前・後期に分けて実物展示するとともに、デジタルコンテンツを活用した鑑賞システムで「鑑賞」と「学び」の体験を楽しめる展覧会です。(会期(後期): 6月3日~9月4日、会場:東京都品川区西五反田3-5-20 DNP五反田ビル、詳細 https://www.dnp.co.jp/news/detail/1188136_1587.html )
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