環境配慮製品・サービス
DNPは、製品・サービスのライフサイクルを通じて環境負荷を低減するという視点から「環境配慮製品・サービスの開発指針」を定め、開発段階から環境に配慮した製品・サービスづくりを行っています。
環境配慮製品・サービス 目標・実績
2050年目標 | ||
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製品・サービスを通じて脱炭素社会の構築に貢献する。 | ||
項目 | 2030年目標 | 2024年度実績 |
環境配慮製品・ サービスの売上高拡大 |
スーパーエコプロダクツの 総売上高比率を30%に拡大 |
2024年度総売上高比率 : ★15.0% |
信頼性を確保するため、LRQAリミテッドによる第三者保証を受けています。
第三者保証の対象となっている数値には★を付けています。
DNPは2024年4月、国際基準である「1.5℃目標」に適合するように、Scope1+2排出量削減目標の上方修正を行いました。2025年4月にはScope3排出量の目標をサプライヤーエンゲージメント目標から削減目標に切り替え、これらの目標でSBTの更新認定を取得しました。
また、資源循環率や水使用量削減等の目標も2024年4月に上方修正し、活動を進めています。
環境配慮製品・サービス 開発指針
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1環境汚染物質の削減
オゾン層破壊物質・重金属・有機系塩素化合物の排除、窒素酸化物などの物質の環境中への放出の抑制
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2省資源・省エネルギー
金属資源や化石燃料の使用を抑制、省エネルギー化した製品・システム
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3持続可能な資源採取
天然資源の持続可能な活用
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4長期使用が可能
修理や部品交換の容易さ、保守・修理サービス期間の長さ、機能拡張性などを考慮
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5再使用可能
部位・部品などの場合、分解・洗浄・再充填などを考慮し、購入者が容易に利用できる回収・再使用システムを確立
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6リサイクル可能
製品がリサイクルしやすい素材を使用しているか、素材ごとに分離・分解・分別が容易な設計がされているか、購入者が容易に利用できる回収・リサイクルシステムがあるかどうかを考慮
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7再生素材の利用
回収・再生された素材や部品を多く利用
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8処理・処分の容易性
焼却施設や埋立処分場にできるだけ負荷をかけないように配慮
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9環境負荷の見える化、生物多様性への配慮
低減すべき負荷の見える化、生物多様性への配慮
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10環境教育・啓発の支援、促進
持続可能な社会づくりへの貢献
スーパーエコプロダクツ
DNP独自の評価により、環境配慮に優れた製品・サービスを「スーパーエコプロダクツ」として特定しています。
また、商品(製品やサービス)の環境に関する情報を商品自体やパッケージ、広告などを通じて、生活者に正しく伝える手段のひとつとして、エコマークやCoC認証の取得、対象製品・サービスの販売拡大に取り組んでいます。
企業の環境への取り組み支援「DNP GREEN PARTNER」
DNPは常に、事業活動と地球環境の共生を考え、企業として率先的に環境課題に取り組むことが重要だと捉えています。企業の事業の持続的な成長のために、培ってきた環境配慮のノウハウとさまざまなソリューションをかけ合わせてご支援いたします。