DNPでのキャリアデザイン
CAREER
DESIGN
社員一人ひとりが日々自らを磨き続けること──。
それが、人と社会をつなぎ、新しい価値を提供するために、DNPが大切にしていることです。
そのために、DNPでは以下の仕組みを提供しています。
社員一人ひとりの成長を
支援するDNPは、自らを磨き続ける上で必要な知識や技術を
身につけるためのプログラムを行っています。テーマ別選抜・選択
「人生100年時代」を迎え、大きく変動する社会の中で、社員一人ひとりが変化を的確に捉え、柔軟かつ能動的にキャリア形成を進める力を身につける研修です。
ニューノーマル時代のマネジメントとして、「チーム意識の醸成」「成果・プロセスの見える化」「自律的キャリア支援」を実現すべく、従来の制度をDVO(DNP Value Objectives)制度に進化させました。AP(アクション・プログラム)のKPI等に連動した「AP目標」に加え、「個」と「チーム」の自律性・自立性を基にした「チーム目標」を設定し、「チームミーティング」、「1on1ミーティング」とセットで運用することで、組織における信頼感の醸成と価値の創造につなげていきます。
DNPが「未来のあたりまえ」をつくるためには、社員一人ひとりの多様性を尊重して個々の強みを掛け合わせることが重要です。社長の「DNPダイバーシティ宣言」を下に、DNPグループ全体で行う「D&I推進委員会」、社内イベント「ダイバーシティウィーク」やD&Iの理解を深める「LGBTQ+」、「アンコンシャス・バイアス」などの各種研修、メンター制度、そして女性の上位管理職登用を支援し、組織の意思決定の多様性を高める「スポンサーシッププログラム」など多様な人材の支援と活躍できる風土醸成を進めています。
専門性の向上やキャリア開発に役立つスキルを修得するための機会を幅広く提供し、社員のキャリア形成を視点しています。
ビジネススキルセミナー
各分野で必要となる基礎知識や専門知識(テクニカルスキル)の修得、自己管理能力や対人能力(ヒューマンスキル)、情報や概念を扱う能力(コンセプチュアルスキル)の開発に向けて、年間約60講座もの多彩な研修プログラムを提供しています。
国際コミュニケーションスキル研修/異文化理解研修
DNPの事業フィールドでグローバルビジネスを遂行できる人材育成の一環として、語学力(英語・中国語・韓国語)の向上を図り、また、異なる文化・価値観の相手とビジネスを効果的に進めるために必要なコミュニケーションの基礎的心構えと対処法を学びます。
ICT人材育成プログラム
将来の事業展開のためにDNPに必要となるICT人材の育成を目的として、事業ニーズと最新技術トレンドに適合した研修を実施しているほか、スキルやタスクの可視化によるキャリアディベロップメントプログラムを構築しています。
ネットワークラーニング
全社員、もしくは特定部門(職種・階層)の社員に必要とされる知識について、オンラインで受講できるオンデマンド講座を多数開講しています。受講のタイミングを自ら選択し、自分のペースでスキルアップできます。
通信教育講座
社員一人ひとりが自立した個として、最大限に役割を果たし、自らの成長と自己実現を図ることができるよう、200を超える講座を開講しています。TOEIC受験対策等の語学やMBA等の資格取得を目的とした講座をはじめ、仕事以外の一般教養や生活の場の知識を増やせる講座など、自己啓発に役立てられます。修了者には、奨励金として会社から受講料の半額相当が援助されます。
自らの可能性を拡げ、
自らを進化させる
自らの強みを活かし、新たなフィールドに
チャレンジするためのきっかけを提供しています。-
- 社内人材公募制度
-
製品開発、技術開発、事業開発及び新しいソリューションの開発を実現できる専門的な能力・経験を有する人材を社内で公募し、そこにチャレンジしたい人は自由に応募できます。社員が能動的に職場を選択できる機会をつくり、キャリア形成を支援する制度です。
-
- 自己申告制度
-
社員が自ら描いたキャリアプランを可能な限り人事に反映するために、自身の職務経歴や異動希望等を年1回上長に申告する制度です。個人の自律的なキャリア形成と最適な人材配置による組織の活性化、人材の有効活用等を目的としています。
-
- 資格取得奨励制度
-
プロフェッショナルを育成・評価するため、専門知識・能力の取得を促進する制度です。業務に必要と認められた対象資格の取得に挑戦し、資格を取得できた社員に奨励金を支給しています。
-
- 社内複業制度
-
イノベーションに寄与する可能性があることを前提に、本人の「やりたい」という自発的意志に基づき、DNPグループ内の他部門を兼務できる制度です。他部門の保有する知識・スキルの習得や、兼務による他部門との連携・協働による新たな価値の創出をめざします。また、個人の自発的キャリア開発の選択肢を拡げ、新たな価値の創出に向けたチャレンジングな人材の育成につなげます。
-
- 副業・兼業
-
「健康配慮」と「機密保持」を前提に、本業に支障が出ない範囲(休日、就業時間外)を原則として、DNPのイノベーション創出に寄与する目的の副業・兼業に臨むことができます。優秀な人材の採用、育成、処遇といった視点から、積極的に社外の視点を取り入れるとともに、イノベーションの起点となる人材の確保を後押しする制度です。
-
- ジョブ・リターン制度
-
転職や進学、育児や介護等を理由にDNPを離れた社員が、一定の選考基準に基づいて再雇用となった場合に、社外で培った力や新たな視点をDNPで再度活かすことができます。
ライフスタイルの
自らの働き方を選ぶ
変化に応じて、ライフスタイルに変化が生じた場合も、自らをどのように磨き続けたいのかを考え、
選ぶことができる仕組みを提供しています。-
- ワークスタイル
-
各人の業務特性や時間制約の事情に応じた、さまざまな勤務体制を構築しています。フレックス勤務制、裁量労働制、短時間勤務制度といった勤務時間に対応した制度だけではなく、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方としてテレワークの活用も推進しています。モバイル端末の貸与や社内ネットワーク基盤の導入など、オンラインとオフラインが融合した効率的な働き方を支援する環境の整備を進めています。
-
- 出産・育児
-
産前・産後休業や、子どもが2歳になるまでの期間で育児休業を取得することができます。育児休業の期間や復帰のタイミング、その後の働き方などを事前に相談した上で復帰できます。復帰後も、短時間・短日勤務制度を活用するなど、仕事と育児の両立を図るための環境づくりを共に行っていきます。女性は100%取得実績があり、男性の育休も「男性育休100%宣言」に賛同し、男性の取得率100%をめざして活動を進めています。
-
- 介護
-
介護対象者1人につき、延べ366日まで、12回を上限として介護休業を分割取得できます。また1年間に5日(対象家族2人以上の場合は10日)まで、介護休暇を取ることもできます。その他、相談サービスも充実しています。
受賞・選出
-
- 準なでしこ銘柄に
選出 -
企業における女性活躍推進の取り組みの一層の加速をめざし、経済産業省と東京証券取引所が共同で女性活躍推進に優れた企業を選定しています。DNPは企業の将来的な成長を期待する観点から、「なでしこ銘柄」に準ずる企業として「準なでしこ」に選出されました(2021年)。
- 準なでしこ銘柄に
-
- ダイバーシティ
100選に選出 -
多様な人材を活かし、その能力を最大限に発揮できる機会を提供することでイノベーションや価値創造につなげる「ダイバーシティ経営」に優れた企業を表彰する経済産業省の制度です。
DNPの女性活躍推進策や、時間資源の有効活用によって仕事の付加価値を高める「働き方の変革」などの取り組みが評価され、2015年に「ダイバーシティ経営企業100選」に選出されました。
- ダイバーシティ
-
- 子育てサポート
企業に認定 -
DNPは、「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けています。
- 子育てサポート
-
- PRIDE指標
ゴールド受賞 -
DNPは、全社員がとるべき誠実な行動を10項目でまとめた「DNPグループ行動規範」に、「人類の尊厳と多様性の尊重」を掲げています。LGBTQ+についても社外の多くの活動への参画や社内の研修などを通して社員同士の理解を深め、職場における物理的・心理的負担といったさまざまな課題の解決を図るとともに、ダイバーシティ関連制度の拡充をするなど、一連の取り組みが評価されました。(2021年)
- PRIDE指標